桜システムを導入した【八木こども園】の声

大阪府岸和田市にある「八木こども園」は、園児142名の大規模な認定こども園。周辺は緑が多く、昔ながらの街並みに囲まれた静かな環境です。今回は園長の藤縄先生にお話を伺いました。

「桜システム」を導入し、“思い込み”のミスがなくなった

――まず、八木こども園について教えていただけますか?

ここでは142名のお子さんを預かっていて、開園時間は朝7時から夜7時までです。スタッフは27名在籍し、早番と遅番の2交代制になっています。土曜日は12時までお預かりしています。

――142名!かなりの人数ですね。

うちは学童保育もやっています。登園を卒園されたお子さんで、小学1〜3年生までの子どもたちが、夕方、ここで自習していいことになっています。学童保育は今、14名いますね。

――学年も幅広い上にたくさんの子どもを預かるとなると、登降園管理は相当大変ではないですか?

そうですね。以前は園の玄関に紙を置いて、保護者の方に手書きで記入して頂いていました。しかしそれだと、自分たちの手で集計をとったり、保育料を算出したりしなくてはいけないので、かなり大変でしたね。

こちらの処理ミスもあり得ますし、保護者側にも“思い込み”による記載ミスがあったりします。本当は18時に迎えに来たのに17時と思ってしまっている…。こうなると、どうしようもできませんからね。

――今は園の玄関にタブレットが置かれていますね。あれはタッチパネルで保護者の方が登降園を入力できるものでしょうか?

はい。うちでは「桜システム」を使っています。

――保護者の方からの評判はいかがですか?

特に保護者の方からの声は上がっていませんが、自分の手でタッチすると自動で時間が記録されるので、先ほどの“思い込み”問題はほぼ解決できました。

複雑な保育料金は自動で計算

――「桜システム」を使うようになってから、事務処理の面では変化がありましたか?

こちら側の集計処理はグッと楽になりましたよ。やはりタッチパネルで入力した内容が、月末になると勝手に統計にまとめられているし、こども園の複雑な保育料金の計算も自動でしてくれるのは大きいですね。これに関してはかなり楽になりました。

――こども園の保育料は本当に複雑ですからね。ちなみに他の保育園ではタッチパネルを複数台設置しているところもありますが、八木こども園では1台だけですか?

導入時にシステム会社の方から、保護者の方々の混雑を予想して2台設置することを勧められました。でも最初は1台で使ってみて、必要そうだったら増やせばいいかな、と。現状不便はないので、当園では今も1台のまま使用しています。

――登降園管理以外に使われている機能はありますか?

「桜システム」には一通りの保育業務を効率化できる機能があります。システム導入時には各教室にパソコンを設置し、保育スタッフが教室で保育計画を作れるようにしました。導入当初はパソコン操作に慣れていないスタッフが大変そうでしたが、基本は文字を書くだけでいいシステムなので、みんな慣れてきましたね。

…とはいえ、ICTシステムを保育園に導入するときは、保育スタッフに勉強時間を割り当てることが必要かもしれません。基本的に保育士はパソコンを使わない仕事ですから、急に端末を渡されても全く使えない人がいるのも事実だと思います。その辺は導入時に考えたほうがいいですね。

――他にシステム導入時に苦労したことはありませんか?

私たちがシステムを導入したのは約3年前で、政府の補助金が出てすぐのときです。つまり保育システム先発組でした。そのため、システムに不具合が出た時のサポートがあまり十分ではない印象でした。

不具合が出た時にこちらがサポートセンターに問い合わせても、電話が全然つながらず、返事が返ってくるのも数日後…ということもありました。今ではシステム会社の体制が整ったこともあり、特に問題はないと感じています。

保育支援システムのご相談はコンシェルジュへ

今後は蓄積データを活用したい

――システム会社に連絡が取れないのはかなり困りますね。今は改善されていて何よりです。八木こども園では、これからどういう風に「桜システム」を使用していく予定でしょうか?

システムを導入して、スタッフもようやく慣れてきて、保育計画も3年分できてきました。保育計画のデータが5年分貯まる頃には、蓄積データを利用して効率的な保育計画の作成ができると思います。

私たちがシステムを導入した頃よりもサポートは充実しているし、システム自体もアップデートされてきています。これから「桜システム」を使って、より業務が改善されることを期待しています。

【取材協力】八木こども園

保育園情報

使用システム:桜システム
定員: 144名
開園時間: 7:00~19:00
住所:大阪府岸和田市今木町397-1
電話:072-445-2472
ホームページ:http://yagikodomoen.la.coocan.jp/

まとめ

保育支援システムには様々な機能がありますが、すぐに便利さを実感できるのは「登降園管理」とそれに付随する「保育料金計算」です。これらがほぼ自動的に行われるだけでもシステムを導入するメリットはありそうです。

一方、保育計画の作成や子どもの情報管理などは、その利便性を実感するのに数年かかるかもしれません。いずれにせよ、保育システムの拡充で保育スタッフさんへの負荷が減れば、より良い保育が提供できるようになることでしょう。

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