てぃ先生監修!働き方改革を実現する「なごころ保育園」とは?

てぃ先生

こんにちは!ICTキッズ編集部の吹野です。今回は、Twitterで44万人のフォロワーを持つ現役保育士「てぃ先生」が監修を務める「なごころ保育園」の講演会に行ってきました!働き方改革を実現した保育園とは、どのような保育園なのでしょうか?会場は沢山の保育士や保護者で溢れ、大盛況となりました!!

なごころ保育園とは

なごころ保育園
てぃ先生が監修を務める2018年4月に愛知県大府市で開園予定の保育園です!「働く女性を応援し、女性が活躍できる社会の実現を目指す」を理念に掲げる株式会社長屋心が運営します。

◆保育理念◆

「なごころ保育園」の保育理念は、「体育+知育+食育=逆境力。『負けんキッズ』を育む」です。目まぐるしく変化する社会の中で、将来、逆境にもめげず、たくましく生き抜くための基礎を養う環境と機会を提供します。

◆保育方針◆

保育方針は「主体性を育む」「やり抜く力(GRIT)を育む」「共感力を育む」の3本柱で成り立っています。従来の知識を一方的に詰め込む教育とは一線を画し、子どもたちが自ら主体的に選び、自ら興味を持ってとことん学べる環境を提供するとともに、それをやり遂げる力を育みます。

保育方針では、共感力の前提を「私は愛されているという自己肯定感」であると位置付け、愛情溢れる保育を宣言しています。愛される体験によって共感力の土台を作り、異年齢の園児や外国人、地域のお年寄りなどとの交流を通じて、相手を思いやる心を育てます。

◆保育体制◆

保育理念や保育方針をもとに、深い愛情の基盤をつくる「育児担当制」や、本物に触れて喜ぶ学ぶ「体験型保育プログラム」、多様性や国際性を学べる「外国人スタッフ」の登用など、保育の体制にもさまざまな工夫が凝らされています。

保育プログラムは各分野の専門家が監修を担当している点も興味深い点です。特にアメリカ発の新しい運動プログラム「パッチ・フィットネス」の導入は日本初!今後の保育に革命を起こしそうな予感がします。

てぃ先生の特別講演から

「なごころ保育園」の顧問保育士を務めるのは、Twitterで話題の現役保育士「てぃ先生」です。今回のイベントでは特別講演で「なごころ保育園」への想いを語っています。今回は講演の内容についてもお届けします。

今、保育士の仕事量は昔の2倍になっている

てぃ先生講演会

「子どもと関わりたいと思って保育士になったはずなのに、他の業務に忙殺されていませんか?」――そんな問いかけから始まった今回の講演。皆さんも「うんうん」とうなずいてしまうのではないでしょうか。

他の業務に気をとられて、本来の保育に注力できないという保育士の皆さんは多いことでしょう。てぃ先生は「昔の業務の量を100とすると、今は150~200程」と指摘します。確かに私たちが子どもの頃は、今よりも女性の社会進出率がずっと低く、祖父母世代が子育てを手伝ってくれるケースも多かったので、保育園不足や待機児童の問題もありませんでしたよね。

また現在の子育てには、保育士のフォローが必要不可欠となっています。そして昔よりもたくさんの役割が保育士に求められています。それだけ保護者から期待されているということなので、それは喜ばしいこと。でも現場で働く保育士としては業務が多すぎて大変です。

保育士に必要なのは時間と気持ちの余裕

てぃ先生はこの講演の中で、保育士の専門性について次のように語っていました。

保育士の専門性は、子ども一人一人に個別の対応ができることだと思います。ネットにある情報は誰にでもあてはまる一般的な知識ですが、例えば「3歳の活動」で検索をした時に、それが1クラス20人全園児に当てはまるかというと、そうではありません。1人1人の声掛けや対応の仕方が全く異なります。“目の前の子どもたちに合った対応ができるかできないか”が保育士の最後の専門性です。

一方で、「今の保育園の状態で考える余裕はほとんどないと思います」ともおっしゃっています。現状では業務が多すぎて、子ども一人一人にあわせた対応ができないのです。今ある保育士の業務が120だとしたら50ぐらいに減らしたうえで、そこに残りの50として子どもと保護者のフォローがしっかりできる体制を入れることが必要だと説明しています。

他にも現在の保育業界についての厳しい一言がありました。

「今までがそうだったから、これからも必要」と考えるのはナンセンス。

例えば、連絡帳は何のために書くのでしょうか?手書きでもスマホでも、書く内容は同じです。きっとスマホで書いた方が早いのに、今までが手書きだったからという理由や「手書きの温かみ」という個人の尺度で大きく感じ方が変わるもので、そのまま継続しているところが多いのではないでしょうか。てぃ先生は「無駄なところに時間を割きすぎている」と指摘します。

考える力を育む保育を実践するために

てぃ先生講演会

この講演で最も印象深かったのは、こんな言葉でした。

これからの子どもたちは、今とは全く違う世界を生きます。今は週45時間労働ですが、今の小学生が社会人になったら、AIやロボットの発達に伴って週15時間になると言われています。それだけ時代が変わる中で、何を身につけていかなければならないのか?それは自分で考えて対応する力だと思います。

確かに、ここ数年のテクノロジーの進化は目を見張るものがあります。最近ではAIを搭載したスマートフォンは当たり前ですし、照明やエアコンの操作を人に代わってやってくれるようなスピーカーも販売されていますよね。簡単な作業は機械に任せられるようになる分、これからの子どもには今まで以上に自分で考えて行動する力が必要になるのです。

保育士さんに考える力を育む保育をしてもらうためには、子どもと保護者のことについて考える時間と気持ちの余裕が必要です。そして「給料を理由に辞めるんだったら副業OKにして稼ぎたい人は稼げるようにすればいいし、書き物が大変だったら書き物を減らすか効率化を図ればいい」と、てぃ先生は話します。

「なごころ保育園」が保育業界を変える!

「なごころ保育園」は考える力を育てる保育を実現するために、働き方改革策を実施します。週休3日制の選択やWワークOKにする保育士の待遇改善と、事務処理ゼロを目指し業務のICT化を進めます。保育支援システムはCoDMON(コドモン)の導入を予定しています。

決して、保育士に楽をしてほしいわけではなく、大事にしないといけないことに目を向けてほしい。その為に、無駄を省いていこうということです。効率化することによって、空いた時間を本来の保育士の業務にあててほしいのです。その分、子どもと保護者の手当てがきちんとできることを求めます。つまり、働きやすい環境を整えている為、保育の専門性をきつく求めるということです。

「なごころ保育園」では保育士の業務負担を軽減する代わりに、今まで以上に質の良い保育の実践が求められます。保育のプロとしての地位を確立し、「保育士は誰でもできる仕事だから給料が低いんだ」などと言われないようにするためには、こういった取り組みがどうしても必要――そんな、てぃ先生の強い信念が感じられる講演でした。

保育園情報

名称    :なごころ保育園(2018年4月グランドオープン予定)
開園時間  :7時〜19時(18時〜19時まで延長保育)
休園日   :日曜・祝日・年末年始
対象年齢  :6ヵ月~5歳
定員    :200名
住所    :〒474-0038 愛知県大府市森岡町6丁目321番地
URL    :https://www.nagokoro-hoikuen.com/
お問い合わせ: 052-684-7201

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まとめ

今回の講演会を受けて、これからの保育に必要なこと、保育に対する考え方について私自身も見直すきっかけとなりました。保育士の専門性である「目の前の子ども一人一人にあった保育を行うこと」を実践するためには、今までの業務を見直して改善していく必要があります。

「なごころ保育園」では、ICT化や週休3日制、副業OKといった働き方改革を実現することで、保育士が本来の仕事と向き合える環境が整っています。保育士の専門性を高めていける「なごころ保育園」にご興味のある方は、下記バナーよりお問い合わせください♪

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