小規模保育園に適した保育ICTシステムにはどんなものがある?

小規模保育園を運営されている方の中には、「保育士の負担を軽減してあげたい」「保育料計算がもっと楽になったらな…」と思われている方も多いのではないでしょうか? 今回は小規模保育園の業務傾向と、おすすめの保育ICTシステムをご紹介します!

小規模保育園と保育ICTシステム

小規模保育園とは?

小規模保育園は、待機児童問題の解消のために、国が平成27年にスタートさせた「認可」施設の1つです。対象の子どもは0〜2歳で、定員は6人以上19人以下となっています。世間では「認可保育園」であることがまだまだ認知されていない状態ですが、ほかの認可施設と同様、専門的な知識を持った職員が保育を担当しています。

保育業務と保育ICTシステム

小規模保育園の保育プログラムは、大人数の保育園と大きく変わりません。特色としては、子どもの数が少ないため目が行き届きやすく、きめ細やかな保育がおこなえる点にあります。

しかし、規模が小さい分職員数も少ないことから、一人のスタッフが担当する仕事の範囲が広くなりがちです。日誌や指導案作成、イベントの準備、延長保育などの請求管理など、非常に多くの業務を担うこともあるでしょう。

そんなときに活躍するのが「保育ICTシステム」です。これはパソコンだけでなく、スマホやタブレットなどを用いて事務を効率化し、さらに保育の質を高める助けをしてくれるものです。

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システムの機能にはどんなものがあるの?

保育ICTシステムには、さまざまなタイプが開発されています。まずは代表的な6つの機能についてご説明します!

(1)登園・降園管理

ICカードを使ったり、タブレットにタッチしたりして、登降園時間を管理できます。このデータは請求時に利用できるため、延長保育料の計算などにも便利です。

(2)指導案・日誌作成

月案・週案などの作成や管理は、案外負担の大きい作業ですよね。保育ICTシステムには、スマホやタブレットで簡単に指導案が作れる仕組みがあります。そのため、日誌やお便りもすぐに作成できます。文例テンプレートも豊富で、新人保育士にも役立つ機能となっています。

システムを使うと効率が上がり、内容にこだわる余裕ができるので、結果的に保育の質が高くなることも期待できます。またペーパーレスにできるため、書類の管理に困らないのが嬉しいですね。

(3) 保護者とのコミュニケーション機能

朝の忙しい時間に、電話で欠席連絡を受けるのは手間取ることの1つです。でもコミュニケーションアプリがあれば、システム上で欠席通知を受け取れます。また子どもの様子を写真で送ったり、チャットで報告したりして、保護者との密なコミュニケーションにも使える機能です。

(4)園児の健康管理

アプリやタブレットを通して、子どもの健康状態が一覧で見れるようになります。アレルギーやかかりつけ医の情報が場所や時間を問わずに見られるので、万が一の事故の際にも役立ってくれることでしょう。

(5)職員管理

職員のシフトを作成したり、出退勤時間の記録がつけられます。労務管理が簡単に行えるので、とても便利な機能の1つです。職員間の情報共有もスマホでできるので、いち早く情報を届けたいときに重宝します。

(6)保育料請求

延長保育やスポット保育などの料金も自動でシステムが計算してくれます。園児ごとに異なる保育料が簡単に入力できるため、保育料計算が楽になります。また、園児毎に保育料の請求書を発行することもできます。

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小規模保育園も補助金の対象です!

小規模保育園は、自治体が行っている「保育所等ICT化推進事業」の助成対象になっています。対象となる経費は、支援システムの購入費、リース料、保守料、工事費、通信費および備品等の購入費です。なお助成の対象となる保育ICTシステムには、以下の3つの機能が搭載されていることが条件です。

1、 他の機能と連動した園児台帳の作成・管理機能

2、 園児台帳と連動した指導計画の作成機能

3、 園児台帳や指導計画と連動した保育日誌の作成機能

補助金を利用できれば導入費用を心配せず、安心して検討できそうですね。申し込み方法や締切日は自治体によって異なっていますので、市区町村のホームページをチェックしてみてください!

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おすすめ保育ICTシステムと料金体制

小規模保育園はスタッフの総数が少ない分、担当する業務が多岐にわたるケースが多いです。また定員が19人までなので、園が見込める収入も限られています。そのため業務全般を包括的にサポートできる十分な機能がありながら、リーズナブルに利用できる保育ICTシステムを選ぶと良いでしょう。

ここからは編集部が厳選した保育ICTシステムをご紹介します。いずれも園児台帳機能、指導計画の作成機能、保育日誌機能を搭載していて、補助金の対象です。ちなみに利用する機能によって料金が変動するシステムの場合、ホームページなどでは料金が公表されていないことがあります。他のシステムについても知りたい方は、ぜひICTキッズのコンシェルジュにご相談ください!

(1)CoDMON(コドモン)

全国の保育園でも大人気のCoDMONには、指導案作成やコミュニケーション機能だけでなく、ヒヤリハット事故報告書や、園児の発達記録などが搭載されています。タブレットやスマホ専用のアプリもあり、直感的に操作できるのが魅力です。

料金もリーズナブルで、月額基本料は5,000円です。オプションとして登降園管理機能を利用する場合は月額5,000円、指導案作成機能は月額5,000円、シフト作成機能は月額3,000円となっています。園によってカスタマイズできるのが嬉しいですね。

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(2)Hoysis(ホイシス)

関西で小規模保育園を経営する企業と協力して開発されたシステムです。園児台帳管理や、登降園管理、保育士の出退勤機能、日誌や保育計画を作成する機能があります。特に乳幼児を預かる施設では、子どものご機嫌や睡眠中の呼吸チェックを記録できる機能が役立つと思います。

Hoysisには保護者との連絡ツールがありません。その代わり『hugnote(ハグノート)』という他社のコミュニケーションアプリとの連携が可能になっています。『hugnote』はSNS感覚で保護者とコミュニケーションを図れるツールです。スタンプ機能で表現力が増し、園と保護者の距離を縮めることに一役買ってくれます。

Hoysisもパソコンやタブレット端末での利用が可能です。月額基本料5,000円で提供しており、多機能なのにとても安価な設定になっています。

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(3)KidsDiary(キッズダイアリー)

多言語にも対応している保育ICTシステムです。スタッフの勤怠管理、延長保育料などの自動集計機能、バス運行情報アプリ、連絡帳など、たくさんの機能があります。またパソコンやスマホといった様々な端末で利用できるのに、導入費用や月額料金は無料です。ただしプレミアム機能やカスタマイズ機能を使うと、料金体系が変わります。

現在、KidsDiaryは国の調査にも協力しています。その調査結果をもとに、さらに業務が効率化できるシステムに進化するのではないでしょうか。

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(4)kids plus(キッズプラス)

施設管理者用Webシステム、登降園管理アプリ、保護者アプリの3つから構成されています。特にカラーバーコードを使った登降園管理は、他のシステムと一線を画す個性的な仕様で、1つのカメラで複数のコードを一度に読み取ることができます。この機能を利用すれば、混雑しがちなエントランスでもスムーズに登園記録がつけられます。

kids plusも初期費用や月額費用は0円で利用できます。また有料版にすると、機能がアップグレードされます。パソコンだけでなくタブレットやスマホでもシステムを使うことができるので、時間や場所を問わず、いつでも情報にアクセスできます。

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まとめ

保育園の運営者としては、「職員に長く働いてもらいたい」と願うものですよね。人材の流出を防ぐためには、保育士の負担軽減にアプローチすることが重要です。保育ICTシステムの導入は、事務作業を効率化するので指導案や日誌作成が楽になり、保育士の心身の余裕を生み出せます。

一人の業務が広くなりがちな小規模保育園にとって、ICTはマッチします。システムを選ぶときは、各々の園に合った機能を選ぶということだけではなく、「補助金対象かどうか」もチェックすることが大切です。中には無料で試用できるものもあります。ぜひこの機会に検討してみてください!

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