行き詰まりを感じた主任保育士こそ読んでほしい【7つの習慣】実践編

世界中でベストセラーになり、日本では完訳版が出版されて、再度人気が高まっているスティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」。この本は望む人生を手に入れるためのメソッドとして、多くの支持を得ています。今回は実践編として、具体的にどんな行動を取るべきなのかを考えてみました。

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第一の習慣:主体性を発揮する

第1の習慣とは、周りの状況や意見に左右されず、自分で自分の機嫌を取ること。

誰かに「保育士の夢が叶って幸せだね」と言われても、毎日遅くまで残業が続いていることに不満を感じていれば、言われた本人は幸せだとは思えないでしょう。逆に「毎日残業続きで大変だね」と言われても、本人が好んで残業しているのであれば、案外本人は幸せかもしれません。

周囲がどんなに高く評価しても、自分はダメなんだと思い込んでいる人は、いつまでも自分に自信が持てません。自分に自信を持てるようにすることが、第一の習慣を身につける第一歩です。

ポジティブな自分に変わるための方法

最初は小さな約束をして、それを守りましょう。約束を守ることで誠実さが育成され、自分の人生に責任を負うことにも自信を持てるようになります。少し自信がついてきたら、自分の行動を自分の意思で選択するクセをつけましょう。「自分の行動には自分が責任を取る」というマインドセットができると、主体的に行動できるようになります。

第二の習慣:終わりを思い描く

第2の習慣とは、どんな自分になりたいのかを常にイメージしながら行動すること。

あなたはどんな保育士になりたいと思っていますか?もし自分の将来像がイメージできない人は次のワークをしてみてください。

・イメージしてください。あなたは尊敬する保育士の葬儀に参列しています。
・園長が亡くなった保育士に語りかけています。何と言っていますか?
・同僚の保育士たちは、何と言って惜しんでいますか?
・参列する保護者の皆さんはどんな言葉をかけていますか?
・亡くなった保育士はどのような功績を上げましたか?

あなたが理想とする保育士に対し、園長や同僚、保護者の皆さんはどんな言葉をかけていたか、しっかり思い浮かべることはできましたか?実はここで登場する「尊敬する保育士」とは、あなたが理想とする自分自身の姿です。

このような心理テストで自分の理想の保育士像のイメージしてみると、ゴールが明確に決まるのではないでしょうか。自分の目指すべき姿が決まったら、実現のために何をすべきか深掘りしていきましょう。自分と向き合うことで夢の実現が近付きます。

第三の習慣:物事に優先順位をつける

第3の習慣とは、自分にとって最も重要なことを優先すること。

保育士の仕事は多岐にわたります。子どもが安全に過ごせる環境を作ったり、成長を促すカリキュラムを考えたり、子どもの様子を保護者に伝えたり……主任保育士となると、毎日休憩をとる暇もない方がほとんどだと思います。しかし時間には限りがあります。やらなければならないことを同時にいくつもやるのは至難の業です。

仕事を誰かに委託することも大切

仕事の内容によっては、誰がやっても困らないことがあるかもしれません。例えば行事用に椅子を並べる作業は、忙しい先生たちを集めるよりも、年長の園児に手伝ってもらう方が早く作業が終わるのではないでしょうか。子どもたちは先生のお手伝いをするという経験が積めるので一石二鳥です。

第四の習慣:Win-Winを考える

第4の習慣とは、自分と相手が常にWin-Winになる方法を模索すること。

お互いが満足できる結果を見出すためには発想の転換が必要です。例えば園児の登園・降園時間の記録についてはどこの園でも問題になりがちです。お迎えが5分遅れてしまった時、本来は延長保育料が発生するけれども保育士としては請求しづらかったり、実際の降園時刻と保育士の記録が違っているのではないかという不信感を持つ保護者がいたりすることがあります。

こんなとき、タッチパネル式の保育ICTシステムを導入して、保護者に登園時間を打刻してもらってはいかがでしょう?機械で打刻するので、記録は正確です。操作は保護者がするので、保護者の不満も解消されます。

こういった解決策を取り入れるためには、お互いを信頼する気持ちが不可欠です。しかし長期的に良好な関係を維持するためには、Win-Winの状態を模索することが必要です。

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第五の習慣:理解してから理解される

第5の習慣とは、相手のことを心から理解することを優先する。その上で自分を理解してもらう努力をすること。

主任保育士になると、同僚から相談されることも増えると思います。特に新人保育士は右も左もわからない状態で、頼れるのはあなただけです。しかし、指導案について相談を受けたときに、「私が新人の時はそのくらい自分で調べたから、あなたも自分でできるはず」「こういうのは数をこなして覚えていくしかない」なんて言ってはいないでしょうか?

相談者がどのような問題を抱えていて、どのようなアドバイスを求めているのかは、きちんと話を聞かないことには正しく理解できません。わかったつもりの回答が相手を傷つけ、あなたに寄せられていた信頼を自らの手で無かったことにしてしまう可能性があります。

どんなに忙しくても、困っている人がいたら手を差し伸べて、まず話を聞くことから始めましょう。話を聞いているうちに、本人が自分で解決策を見つけることもあります。優秀な教育者は、課題の解決方法を自ら見出せるように誘導できるものです。常に相手を理解しようとする姿勢を持ち続けましょう。

第六の習慣:相乗効果を発揮する

第6の習慣とは、自分と他人の違いを認め、その違いを活用することで相乗効果を生み出すこと。

園に集まる人々は、年齢や性別はもちろん、育ってきた環境や置かれている立場も異なります。当然、物事の捉え方や考え方が全く同じになる可能性はほとんどないと思います。主任保育士として他の保育士たちを束ねるのは至難の業です。

しかし、人は違いがあるからこそ面白いのです。お互いの違いを認め、それぞれの個性を浮かすことを考えると、おのずと良いサイクルが生まれ相乗効果を発揮できます。

スイミーという絵本は、お互いの違いを最大限に活用し、巨大な魚から身を守ることに成功する物語です。見事にWin-Winの関係を築くことに成功していますよね。相乗効果を発揮するためにはお互いを信頼し尊重する気持ちが必要であることを忘れないようにしましょう。

第七の習慣:刃を研ぐ

第7の習慣とは、人間に備わっている『肉体』『精神』『知性』を磨き、社会の一員として周囲の人々と良好な関係を築きながら自らの心を安定させること。

保育士の仕事はなかなかの重労働です。身体に疲れが貯まると心も弱ってしまいます。毎日栄養のある食事を取るとともに十分な休養を取って、適度な運動をすることで身体の健康を維持しましょう。また、優れた本を読んだり音楽を聴いたりして、自分の状態を常にバージョンアップしていきましょう。

自らのコンディションを整えると、他人との関係を良好に保つために柔軟な考えができるようになったり、心が満たされるようになったりします。自分の状態を良くする努力を怠らないでいれば、心が晴れやかになり、自分を自分でご機嫌な状態にできるようになります。

まとめ

『7つの習慣』実践編はいかがでしたか?この習慣はそれぞれに密接につながっており、1~3は内面の充実、4~6は公的な成功、そして7は全てを上手く循環させるための習慣になっています。

いきなり全てを実践するのは難しいかもしれません。しかし何か壁にぶち当たっている人こそ、この7つの習慣の考え方を学び、どれか1つでも良いので実践してみてください。きっと世界が変わりますよ。

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