保育の質向上に向けて発表された「実践事例集・改訂版自己評価ガイドライン」の中身とは

国は、待機児童問題に対処するために保育園や保育士の数を増やす取り組みを行っています。それと同時に、保育の質の向上にも目を向け、力を注いでいます。

今回は、保育の質の向上を目的に発表された「保育所における自己評価ガイドライン」についてご説明します。

「保育所における自己評価ガイドライン」とは?

「保育所における自己評価ガイドライン」は、厚生労働省が保育の質を向上するために開いている検討会で公表されたものです。中身は、保育士が自ら保育の実践について評価する項目や、保育園が自園の運営について評価できる項目などが盛り込まれています。自らの評価を振り返ることで、保育の計画、実践、評価、改善を組織的に行えるようになることを目的としています。

このガイドラインは、平成20年に告示された「保育所保育指針」の中に加えられたのが始まりです。保育所が自己評価をすることと、その評価を公表することが努力義務として位置づけられ、運営や保育内容を地域住民に説明することが求められるようになりました。

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「保育所における自己評価ガイドライン」の改訂案

「保育所における自己評価ガイドライン」の改訂案は、令和1年5月に発表されました。改定された部分は、評価の考え方や保育内容の自己評価などです。

目的

今回の改定の目的は、平成20年に発表されたガイドラインの評価にある意義を検討直し、効果的な評価方法や評価の活用方法について明確化するためです。また、2018年9月に改定された「保育所保育指針」を踏まえ、保育の改善や組織の機能を向上するために記載内容を充実するためにも実施されました。

追加・修正された各項目

具体的に改定案で追加・修正された項目は以下の通りです。

①保育内容等の評価の基本的な考え方

改正案のガイドラインでは、考え方が以下の3つに整理されました。

  • 保育所保育指針に基づく保育内容等の評価
  • 保育内容等の評価を行う意義
  • 保育内容等の評価の全体像と多様な視点の活用

以前と比較すると目的と実施方法が明確化し、評価後の対応についても明らかになっています。

②保育士等による保育内容等の自己評価

保育士が自分自身を評価する事柄に関しては、以下の項目が追加されました。以前のものと比較すると、より具体的になっています。

  • 保育士等が行う保育内容等の自己評価の流れ
  • 保育における子どもの理解
  • 保育の計画と実践の振り返り
  • 保育の改善・充実に向けた検討

③保育所による保育内容等の自己評価

保育所の組織の評価は、以下の項目が追加されました。

  • 保育所が組織として行う保育内容等の自己評価の流れ
  • 評価の観点・項目の設定
  • 現状・課題の把握と共有
  • 保育の改善・充実に向けた検討

④保育所における保育内容等の自己評価の展開

今後の展開に関しては、以前はより具体的な活用方法が明記されました。修正案は以下の通りです。

  • 保育の記録とその活用
  • 保育所における取組の進め方
  • 自己評価の方法とその特徴
  • 自己評価に当たって考慮すべき事項

⑤保育所における保育内容等の自己評価に関する結果の公表

結果の公表は、公表意義や目的だけでなく、留意すべき次項が追加になっています。項目は次の通りです。

  • 自己評価の結果を公表する意義
  • 自己評価の結果の公表方法
  • 自己評価の結果の公表に当たって留意すべき事項

「保育所保育指針に基づく保育の質向上に向けた実践事例集」案とは

今回の発表では、ガイドラインの改定案と共に、実践事例集も発表されました。事例を通して、保育の実践や改善がイメージしやすくなっています。構成は、基本編と事例編の2つのから成っています。

基本編

基本編は、多くの保育現場で課題となっている例について書かれています。主に、子どもを中心とした視点から保育するためのポイントと課題について記されてます。職員間の共通理解や日々の保育の振り返り、保護者や地域の人々との関係作りを取り上げています。

事例編

基本編を抑えた上で、取り組みの参考となる例を紹介しています。事例は、リーダーシップや職場風土、職員間の対話、保育の実践について取り上げています。テーマ別に書かれているので、自分の園で課題になっていることをピックアップできます。

参考資料:厚生労働省資料(保育所等における保育の質の確保・向上に関する検討会)

まとめ

改定案が発表されたばかりの「保育所における自己評価ガイドライン」。子ども中心の質の高い保育を実践するために必要な評価の仕方や活かし方について書かれているため、ぜひチェックして、保育園の運営や保育士指導に役立ててみてくださいね。

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