改めて保育園のホームページの目的を見直そう Vol.1

今更ですが、保育園でホームページを持っていないとことはほとんどないと言えるでしょう。
では、ホームページを目的をもって活用しているところはどのくらいあるでしょうか?
保育園のホームページの目的とは
- 保育をしている保護者への情報提供
- 保育士募集
- 園児募集
と言ったものが挙げられると思います。
しかし、こう言った目的を実現できているホームページは数少ないと思われます。
この記事の目次
ホームページ運営とは
使い古された言葉ですが、ホームページは立ち上げたら終わりではありません。
立ち上げはあくまでもスタートにすぎません。
なぜなら、立ち上げたとしても目的とするターゲットのアクセスが集まらなければ何の意味もなさないからです。
言い換えると、アクセスが集まらなければ立ち上げていないのと変わらないのです。
保育園のホームページのターゲットとは前述の目的に照らすと、
- 園児の保護者
- 求人をしている保育士
- 保育園を探している保護者
になります。
なので、ホームページは立ち上げてからしっかりと立ち上げた目的が実現できるようにしなければなりません。
それには時間と労力は必要とされます。
アクセス解析ツールをチェックして、
アクセスがあるのかどうか、
どのページにアクセスがあるのか
どのようなキーワードで入ってきているのか
アクセスしてきてほしいターゲットが来ているのか
といったことを定期的にチェックし、改修しなければなりません。
しかし、保育士さんの仕事はホームページの面倒を見ることではありません。
質の高い保育をすることが仕事です。
もし、ホームページの運営をすることで保育の質が下がってしまうのでは意味がありませんので、そこはしっかりと考えて運営する必要があります。
アクセス解析
一般的によく使われるのはGoogle Analyticsです。
このツールはgoogleのアカウントがあれば、使うことが出来ます。
分析したいホームページにタグと言われるコードを埋め込めば、アクセスの状況を見ることが出来ます。
そして、
- 日、週、月など期間で当たりどのくらい訪問者があるのか
- 訪問者の滞在時間
- 訪問当たりの閲覧ページ数
など一般的なものから
- どのようなキーワードで流入してきたか
- どのページへのアクセスが多いか
- スマホやPCでの訪問の内訳
- アクセスしたユーザーの年齢、性別、地域
とちょっと専門的なもの
更には
- ユーザーの興味
- ページの読み込み速度
- 流入の経路
など更に専門的なものまでチェックすることが出来ます。
例えば冒頭にあげたホームページの目的
- 保育をしている保護者への情報提供
- 保育士募集
- 園児募集
であれば、
- 保護者向けページのアクセスがどのくらいあるか
- 保育士募集のページのアクセスがどのくらいあるか
- 園児募集のページのアクセスがどのくらいあるか
を見ることで、ある程度はチェックすることは出来ます
アクセス解析後の改修
実際はアクセス状況をGoogle Analyticsなどのツールで確認した後の改修が重要になってきます。
問題点が分かり、それを改善するからこそ活きたホームページとなるのです。
アクセス状況で出てくる問題のほぼすべては
「ターゲットが目的のページにアクセスして来ない」
ということになると思います。
分かりやすく言うと、
ターゲットが保育士で
目的のページが保育士募集のページだとした時に
そのページに求職している保育士が全く訪れないということです。
これはなぜ起こるのか?
それは簡単です。
求人を探している保育士がネットで検索した時に、自分たちのホームページの保育士募集のページが検索結果に出てこないからです。
そして、保育士募集をしている多くの保育園は次にどうするか
ホームページの問題点を解決することではなく
・求人サイトに広告を出す
・人材紹介に高い紹介手数料を払って採用する
という方向に進むのです。
もちろん緊急で人を採用しなければならないこともあるでしょう。
ですので、全ての求人広告や紹介が悪いと言っているわけではありません。
しかし、人材紹介は年収の30%とも言われています。
年収300万円の保育士さんを雇うためには、90万円の紹介手数料を払う必要があります。
仮に毎年1人人材紹介で採用していたら、5年で450万円の費用が発生することになります。
それは理想の採用方法なのでしょうか?
むしろ今あるホームページをリニューアルして、運用を見直す方がよほど効果が出せると思いませんか?
次回はその点に触れたいと思います。
>>改めて保育園のホームページの目的を見直そう vol.2 はこちら
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