保育園運営の経営課題と解決策

企業において経営上の問題や課題はたくさんありますよね。何をすれば好転するか、良いアイデアが浮かばないのも悩みの種です。保育園の経営についても、一般的な企業の悩みとは別に、保育園ならではの課題があります。

経営課題が見つかっても、解決策を講じるには経営者のみならず、従業員が一丸となって取り組むことが有効で、企業が掲げる経営理念に基づいた組織論や哲学を共有することも重要です。

今回は、一般的によくある経営課題と保育園で考えられる経営課題を示したうえで、それらの解決策についても考えていきたいと思います。

よくある一般的な経営課題

まずは一般的によくある経営課題についてみていきましょう。

生産性の向上

残業時間削減や有給休暇取得などの「働き方改革」を進めていくうえで、切り離せない課題となるのが「生産性の向上」への取り組みです。さらに日本では「人手不足」も、生産性低迷に追い打ちをかけています。生産性といった側面では、日本は国全体でみても他の先進国に大きな遅れを取っており、生産性向上に向けた取り組みが急務となっています。

新規事業の開発

現行の事業以外に、新たな成長事業を模索する企業が増えています。しかし新規事業の立ち上げにはリスクもあるのが本当のところで、成果が出るという見通しを立てている企業はほんのわずかです。これは新規事業の開発(アイデア)・推進計画を考える人が少ないことが原因にあります。

営業・販売力の向上

営業は企業の収益に直結する大事な部門です。そのため、営業担当者は顧客獲得に向けた企画立案や提案に注力すべきと考えます。しかし顧客獲得が増えた営業担当者ほど、報告書や契約書作成などの事務負担が大きくなるため、力を発揮しきれていない側面があり、販売力を低下させていることにも注意しなければなりません。

保育園の経営課題

次に保育園で経営の課題となる部分を考えてみましょう。

人材の確保

待機児童をなくすために保育園の開設が進むなかで、問題となるのが人材の確保です。保育園では保育士のほか、事務要員や栄養士・調理師などが従事しています。これらの人材を確保するためには、その保育園で働くことの意義やメリットなどを明確にする必要があります。

同業他社との差別化

多くの企業が保育所を設立している中で、保護者に選んでもらえる保育園とするには、その保育園の特徴を作らなければなりません。もちろん上記課題である人材確保の面でも、同業他社との差別化を図り、独自の運営を作り上げることが重要でしょう。

事務作業の負担軽減

保育園では保護者に向けたお便りや月間・年間スケジュールの作成、世帯ごとの保育料作成、児童の日誌、登降園の管理、時間外保育の管理など、数々の事務作業があります。特に保育士にとっては、児童がいる時間にはできない作業も多くあり、事務作業が労働時間外になってしまうこともあります。

一般的な経営課題の解決策

では取り上げた経営課題について、考えられる解決策にはどのようなものがあるのでしょうか。ここからは提示した課題に対する解決策について触れていきたいと思います。

デジタル技術の活用

人手不足に悩む企業の生産性を高める方法の一つとして挙げられるのが、AI(人工知能)やIoT、RPA(Robotic Process Automation)など最新技術を活用した省人化です。これまで人が行ってきた定型業務の自動化や、リモートによる効率的な管理環境の構築など、発想次第で活用できる範囲も大きく広がります。ただし導入コストなど大きな費用が発生するため、長期的な視野で総合的な導入効果を予測するようにしましょう。

新しい事に挑戦しやすい企業文化や人事制度の策定

「三人よれば文殊の知恵」と言われるように、既存の事業で伸び悩む企業においては、新しい事業に向けてアイデアを増やすことも必要です。従業員の「自発性」を促し、挑戦しやすい企業文化を構築することで大きな気づきに繋がることもあります。

そしてチャレンジ失敗に対してネガティブな評価はせず、前向きな評価を組み込んだ人事制度の策定は、誰にでもチャンスが平等にあるということで、従業員のモチベーションアップにも効果的です。

事務作業の軽減(モバイルワーク)

営業担当者の事務作業を軽減するためには、ノートPCやスマホ、タブレットを活用したモバイルワークが効果的です。モバイルワークは報告業務の効率化が図れるだけではなく、営業におけるノウハウや最新情報の共有も可能になり、迅速な顧客対応が実現できます。

またWeb会議システムなどを導入すれば、時間やコストの削減にも期待ができます。そして結果的に、営業にかける時間や労力が大幅に増え、販売力の強化につながるわけです。

保育園の経営課題の解決策

保育園の経営課題についても解決策を考えてみましょう。

職場環境の改善

人材を確保し長期的な雇用を実現するためには、従業員の満足度を向上させる必要があります。とくに長時間労働になりやすい非効率的な保育園の現場では、保育士のシフト管理の徹底や、労働に見合った賃金の引き上げ、有給休暇を利用しやすい環境づくりや業務効率アップのための設備投資といった施策が必要です。

その他、保護者や職場との人間関係も、保育士の悩みの種になります。保護者とのトラブルには早急なフォロー体制を作り、職場もできるだけオープンで風通しの良い環境づくりが大切かと思われます。

多様なニーズや特殊なニーズへの対応

同業他社との差別化を図るためには、地域のニーズを的確に分析し、満たされていないニーズにも応えられる保育園を確立する必要があります。例えばアレルギー児専用の調理場を持ちメニューも豊富な保育園、時間外保育に特化した保育園、独自の教育法を持つ保育園など、多様なニーズに応える保育園や、他には真似できない「何か」に特化した保育園といった独自のアピールポイントを持つ保育園が理想的です。

ICTシステムの導入

保育園の事務作業を軽減するための方法として、現在多くの保育園に取り入れらえれているのが「保育ICTシステム」です。登降園管理や保育料の自動計算、保育士のシフト管理、園便りやお知らせメールの配信など、手を煩わせていた作業の効率化を進めることができます。

なお本サイト「ICTキッズ」では、ICTシステムについての無料相談を承っております。ICTシステムを提供する企業も多く、園によって必要な機能も変わるため、相談いただいた内容をもとに最適なICTシステムをご紹介いたします。

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組織論や哲学も重要

経営での課題を解決する方法として、組織論や哲学の本などを改めて読んでみることもおすすめします。実際に成長を続ける企業では、経営理念や目標・指標などで組織論などを参考にしたものも多くあります。

経営者が考える企業の在り方・社会へどのように貢献するのかなどを、具体的に従業員と共有することは、企業全体で課題に対する解決策を見出すことにつながり重要とも言えます。

まとめ

今回は経営課題と解決策についてご紹介いたしました。経営に悩みはつきもの。ましてや人手不足に悩まされる日本では、最新の技術も取り入れて業務負担の軽減などを図る必要があります。保育園事業においても保護者側から従業員側まで、あらゆる角度からのニーズに応えつつも、運営が成り立つ最善の方法を導き出さなくてはなりません。

解決策に挙げたICTシステムは事務負担を減らすだけではなく、職場環境の改善もできれば、連絡や通知の受け取りやすさなど保護者側にもメリットがあります。

数多くある保育園ICTシステムの中からどれを選んだらよいのか分からない方は、ぜひ本サイトの無料相談をご利用ください。保育園の悩みをもとに、最適なICTシステムをご紹介いたします。

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