マネジメントレビューとは一体何のこと? 規格と導入のメリットやポイント 

企業の製品やサービスの品質を保証することは、企業の価値や売上の向上、対外的な信頼を得るためにも非常に重要なことです。グローバル化が進む近年では、管理体制の見直しや情報セキュリティの強化など、継続的なマネジメントを行うことも大切です。

経営者自らが先導をきって、行ってきたマネジメント体制を振り返り、その成果と問題点を明確にし追求・修正する作業は、企業成長のための鍵でもあり、企業の信頼を得ることにもつながります。

今回は、企業が成長していくうえで重要な活動である「マネジメントレビュー」に関して、その意味や規格の種類、導入のメリットとポイントなどについて詳しくご紹介させていただきます。

マネジメントレビューとは?

マネジメントレビューは直訳すると、「management=管理・運営」と「review=見直し・再考」となりますが、実際には『経営管理活動を見直すこと』を意味します。企業がこれまで行ってきたマネジメント体制について、その成果や懸念・問題点を抽出して改善を進めることが目的になります。

マネジメントレビューは経営者を含む経営層を主導にして行われ、内部監査や外部監査の結果などをもとに一定期間の実績について振り返り、見直しを行います。なお、マネジメントレビューの対象となる分野は、製品の品質管理から環境管理、情報セキュリティなど多岐にわたります。

本サイトでは、子どもに時間をかけられる保育を目指す保育園を保育ICTシステム導入で徹底サポートいたします!園長先生や運営責任者の方はもちろん、保育士の方からの導入相談をお待ちしております。
ICTシステム導入相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいね!
メールでの保育ICTシステムの無料相談はこちらから
お電話での無料相談はこちらから「ICTシステム導入の無料相談をしたい」とお伝え下さいね。

0120-558-949

マネジメントレビューには規格がある

マネジメントレビューには、スイスに本部を置く国際標準化機構(ISO=International Organization for Standardization)による国際的に通用する規格があります。ISOは、何らかの製品やサービスに関して「世界中で同一の品質、同レベルのサービスを提供できるようにしましょう」という国際的な基準を示すもので、各認証を取得をするには約1年間の時間を要します。

なかでも、製品そのものではなく、組織の品質活動・環境活動の管理や、情報資産を管理するための仕組みについては「マネジメントシステム規格」と呼ばれます。では代表的な規格をご紹介します。

ISO 9001(品質マネジメントシステム)

ISO 9001は、一貫した製品・サービスを提供し、顧客満足度を高めるための国際規格です。現在最も普及しているマネジメントシステム規格でもあり、全世界で100万以上の組織が利用をしています。

業務効率の改善や組織体系の強化や、法令順守(コンプライアンス)の推進が図れ、社会的信頼や企業価値の向上、顧客満足度の向上にもつながります。また取引要件として「ISO 9001の認証取得」を掲げる企業もありますので、取引先の拡大も図ることができます。

ISO 14001(環境マネジメントシステム)

ISO 14001は、環境を保護し、環境パフォーマンスを向上させるためのマネジメントシステム規格です。省エネに力を入れたり、グリーン製品を導入したりといった「環境活動」だけ指すのではなく、始めから環境に悪影響を出さない仕組みを考え、構築していくことが求められます。

省エネルギー・省資源によるコスト削減が進むだけではなく「環境保全に貢献している企業」として企業価値の向上にもつながります。

ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)

ISO/IEC 27001は、様々な情報資産を守り、有効に活用するための国際規格です。情報セキュリティリスクの低減、従業員の情報セキュリティに関する意識やモラルの向上を図ることで、組織内外からの信頼も得られ、企業競争力の強化にもつながります。

導入のメリット

マネジメントレビューを導入することには、以下のようなメリットがあります。

サービスの品質担保

マネジメントレビューの一環として、ISO規格の認証を取得することは、自社サービスの顧客満足度を向上させることにつながります。また国内外の市場には、ISO規格取得を取引条件の一つにしている市場もあるため、取引の機会も増え、取引の安定などのメリットが生まれます。

コンプライアンスの徹底

経済のグローバル化は、企業に「成果による評価体制」をもたらしましたが、それにより長時間労働による職場環境の悪化、不正会計処理といった法令違反問題も懸念されるようになりました。

マネジメントレビューには、従業員が働きやすい職場環境の促進や、コンプライアンスの徹底といった、本来企業が果たすべき責任をきちんと全うするための「監視的な役割」も含まれます。

組織活動の結果分析

マネジメントレビューは、組織の活動を見直し、改善を行なう経営戦略ともいえます。この経営戦略は、半年または1年と定期的かつ継続的に行うことで効果があります。実際の組織活動では技術力・生産性のほか、前述した職場環境やコンプライアンスなども分析の対象になります。

これらを分析することは、適切なPDCA(Plan→Do→Check→Action)を行うことにつながり、良い循環を生み出します。

本サイトでは、ICTシステム導入についてプロに無料でご相談していただけますので、ぜひ活用して下さいね。保育士の方からの園長先生をどうにか説得したい、運営責任者に導入した際の費用対効果を説明してほしいといったご相談もお待ちしております。
メールでの保育ICTシステムの無料相談はこちらから
お電話での無料相談はこちらから「ICTシステム導入の無料相談をしたい」とお伝え下さいね。

0120-558-949

マネジメントレビューの課題

マネジメントレビューから、組織活動の問題点を見つけ出しても、改善方法を考え実行しなければ、何の効果も得られません。さらに定期的に行うことで徐々にマンネリ化してしまう企業も少なくありません。

また、内部監査員を務める者はある程度の経験が必要ですが、そのレベルに達するだけの訓練時間が取れず、十分な監査ができないといった問題もあります。これらの結果「形だけ」のマネジメントレビューとなってしまう例も多くあるようです。

マネジメントレビューの改善

マネジメントレビューに関して、上記のような問題を防ぐためにはどうすればよいでしょうか。1番はやはり、経営者自らマネジメントレビューの意義を理解し、率先して行動・議論する姿勢が何よりも重要になります。

また内部監査員には、監査の準備や計画作成が必要です。内部監査員を務める者には権限と時間をきちんと与えることも必要です。そして内部監査員のレベルアップを図るためにも、実践演習を含めた組織的な教育を行うようにしましょう。

マネジメントレビューの効果を高めるためにも、経営者自身が時間を惜しまず、真剣に取り組む意欲と姿勢をみせるように心掛けましょう。

導入するためのポイント

マネジメントレビューを効果的なものにするために、導入する際は以下のポイントを押さえておきましょう。

目的を明確化する

まずはマネジメントレビューをする目的が何なのかを、明確にすることが大切です。上述したように「形だけの」マネジメントレビューは、全く意味がありません。何のために行うのか、その重要性を社内全体で共有し、正しい方法で、徹底して行うことが組織に改善につながるということを、自覚しなければなりません。

チェックシートを活用

マネジメントレビューを行うには、最低限でも、ISO規格認証の要求事項に基づいたチェックリストを作成し、実施するようにしましょう。なおチェックリストの項目には以下のようなものがあり、次項で説明するインプットの作業にあたります。

  • 内部監査・外部監査結果
  • 顧客からのフィードバック(顧客満足度・クレーム数)
  • 組織活動の実施状況とサービス・製品の整合性
  • 予防と是正処置についての状況
  • 組織変更や関連法令の変化による影響が生じる事項
  • 前回のマネジメントレビューに対するフォロー
  • 改善の提案

インプットとアウトプットが重要

マネジメントレビューにより、改善や対応が必要な事項が何なのかを把握するには、まず「インプット」の作業が必要不可欠です。標準化された国際規格に沿ったチェック項目一つひとつと丁寧に向き合い、精査するように心掛けましょう。

またインプットされた結果・結論を導き出す「アウトプット」も非常に重要です。組織活動の「どこを」「どのように」改善するのか、計画を組織全体で共有し、実行に移していくことで、はじめてマネジメントレビューの意義が導き出されます。

例えば現在、保育現場では作業効率の悪い業務に対し、ICTシステムを導入することで、職場環境の改善や、サービスの向上などを図る園が急増しています。ICTシステムは業務を楽にするだけではなく、日々発生する問題や課題を園全体で共有でき、日常的に簡易なインプット・アウトプット作業をすることにもつながっています。

まとめ

マネジメントレビューは、継続的に行われてこそ効果があるものです。ただ漠然と行うのではなく、その目的を明確化し、組織全体で理解・共有すること、経営者自らが積極的に関わることがとても大切です。

国際規格な認証を取得することで、企業の信用も高まります。正しい方法でインプット・アウトプットを、きちんと継続して行うことができれば、マネジメントレビューは成功し、着実に企業が成長していくことでしょう。

保育士がより子どもたちへの保育に時間をかけられるようになるには、保育業務の効率化が急務です。
作業効率を良くするためにも、保育ICTシステムの導入で業務を効率化しましょう!
保育ICTシステムについて、気になることがあれば本サイトへご相談ください!知識豊富なプロに無料でご相談いただけますので、積極的に活用してくださいね

保育ICTシステム導入の無料相談はこちら
0120-558-949
受付時間
9:00 ? 19:00(土日祝・年末年始を除く)
メールでの無料相談はこちら

関連タグ