経営者なら読んでおきたい!おすすめの経営本15選~基礎から実践・財務まで~

会社の経営者や個人事業主など「経営」に携わる方々にとっては毎日が戦いで、日々発生する問題に対処するのは本当に大変かと思われます。時には迷いの道に引きずり込まれ、選択に苦しむこともあるでしょう。

こうした経営のヒントを得る有効な手段の1つに「経営本」があります。しかし単に経営本といっても内容は様々ですし、数えきれないほど出版されているので、どれを選べばよいのか迷うことかと思われます。

そこで今回は、目的に沿った経営本の選び方と合わせて、経営に役立つおすすめの本をご紹介!現在経営に悩んでいる方だけでなく、これから経営者になりたいと考えている方にもぜひ参考にしていただきたいと思います。

この記事の目次

経営者の強い味方「経営本」

新しいもの・ことが多く飛び交う現代は、経営に関するスキルだけではなく「経営センス」も問われる時代となってきました。この「経営センス」を磨く方法として取り入れて頂きたいのが「読書」です。実際に世界的にも有名な企業のトップは、読書を習慣としている方が多くいらっしゃいます。

世界には様々な業種が存在し、経営本の種類もたくさんありますが、業種が違うから経営本が役に立たないということはありません。本を読むことで得られるのは知識だけではなく、本には経営に役立つヒントがたくさん隠れています。経営本を読むことは「経営センス」を磨くための大事な作業ともいえます。

経営本の選び方

読書が習慣化していない方にとっては、どの本を読めばよいのかと疑問に思うこともあるでしょう。特に「経営本」に関しては読み切ることが出来ないほど、多くのものが出版されています。そこで自分の中である程度分野を絞ってみるのが1つの手です。具体的にどのように分類ができるかみていきましょう。

経営の基礎や基本:尊敬する経営者の本や成功事例について

まずは自分の尊敬する経営者や、一目置く経営者、憧れの起業家達の本を手に取ってみるのも良いでしょう。どんな風に起業し成功に導いていったのか、尊敬する方の話なら考え方が素直に飲み込みやすいかと思います。

また実際に成功した企業の話や、成功に導いた経営者の話は、他の企業と何が違うのかを探ることにもつながります。成功した企業に共通する経営方針なども見つけられ、実践にも大いに役立つことと思われます。

実践に役立つヒント:ビジネスプランのフレームワークや経営戦略について

起業するとき、新事業を立ち上げるときなどは、プラニングや経営戦略に関する本がおすすめです。「何を」「誰が」「どのように」進めるのかといったビジネスプラン構成と、自社の強み・弱み、外部環境と脅威となるものなどをまとめるフレームワークや経営戦略を学べば、思考の幅が広がり様々な場面で生かされることでしょう。

分析力の向上:市場について

新しいもの・ことが次々と登場する現代では、市場のニーズやトレンドをいち早く把握することがとても重要です。情報に関する感度を高めて、分析する力を身につけられる本を読むこともおすすめします。

激しく移り変わるトレンドの波を世界の動向から探りだして、競争相手ができる前に事業を展開できれば、市場を独占することも可能かもしれません。

事例:新分野開拓の事例や失敗事例、失敗から再建した事例など

新分野の開拓できた方は、世の中をどのように見つめていたのでしょうか。事例をもとに視点を変えることで、自分にも見つけられることが出来るかもしれません。ですが、事業は必ずしも成功に収まるわけではありません。時には失敗の事例から原因を探っておくことも重要です。自分が同じ失敗を起こさないように、先回りをした考え方が身につけられます。

このような事例の数々を認識していることは、自分が事業を進めていく経過でのターニングポイントを見極めることにもつながりますので、重要かと思われます。

基礎向けのおススメ経営本

ここからはカテゴリー別におすすめの本をご紹介していきます。最初は経営の基礎。基礎がしっかりしていないところに構造を組むことは困難です。まずは経営の基礎を押さえられるおすすめの本をご紹介します。

孫子の兵法 (守屋 洋)

本書はあまりにも有名なため、普段本を読まない方でも耳にしたことはあるのではないでしょうか。中国古典兵法書「孫子の兵法」は、戦争に勝ち抜くための方法を理論化したもの。およそ2500年前に考え抜かれた13篇におよぶ軍師の戦略は、現代のビジネスにも通ずるものがたくさんあり「最古にして最強のビジネス書」とも呼ばれ、時代を超えて多くの経営者のバイブルとなっています。

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経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

本書は20世紀初め頃から約100年の間に登場した90余りの戦略コンセプトを、時代背景とともに紹介する経営戦略書です。経営戦略の歴史をストーリー形式で学ぶことができ、自分が行っていることが時代背景のどこに位置付けされるのかが分かり、新しい戦略を考えるためのヒントにもなります。

これから事業を立ち上げる方のナビゲーションとしても、これまで経営を学んできた方の復習としてもおすすめできる本です。

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この1冊ですべてわかる 経営戦略の基本(日本総合研究所 経営戦略研究会)

本書はタイトル通り、経営戦略について広く網羅された、フレームワークの教科書ともいわれる一冊です。経営者や経営企画に属する方にとって、参考になる部分が多く記載されています。一つひとつのトピックが、分かりやすく要約されているので読みやすく、流れもつかみやすいです。

まずはこの本で、企業の戦略策定から実行までの基本的な流れをつかみ、基礎を頭に入れたうえで応用となる本を読むといった形での利用がおすすめです。

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実践向けのおススメ経営本

次は、経営戦略や経営プラニングの実践に向いたおすすめの経営本をご紹介します。

戦略プロフェッショナル(三枝匡)

サブタイトル「シェア逆転の企業変革ドラマ」とついた本書は、著者のビジネス小説の一作目にあたります。30代前半の実話をベースにした小説仕立てになっているので読みやすく、小説でありながらも要所要所で解説も示され、ビジネス書としても理解しやすい構成になっています。

現状把握から攻めのポイントを見つけて、社員を鼓舞しながら業績改善していく話は、経営戦略の立て方や重要性を考えさせられ、実践にも役立つ一冊に仕上がっています。

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新規事業立ち上げの教科書(冨田賢)

新規事業を考える必要性や、それにあたり実践すべきことが丁寧に書かれており、まさに「教科書」と言える一冊。最低限必要な事業計画書の作り方や、財務に関する知識を学べるほか、色々な会社の成功事例なども載せられているので、より具体的に知識を取り入れることが出来ます。

また著者はコンサルタントですが、難しい表現は使わずに分かりやすい言葉で説明しているところも、気遣いを感じ共感を受けます。

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競争の戦略(マイケル・ポーター)

マイケル・ポーターはアメリカの経営学者です。史上最年少でハーバード大学の正教授となり、世界各地で多くの企業の戦略アドバイザーも務めていたことで有名です。代表著書である「競争の戦略」は経営戦略論の古典として、多くの経営者の間でベストセラーとなり、経営学を学ぶ学生の教科書にも利用されています。

業界の構造分析法として「5つの競争要因」が提示され、競争環境にある組織が、いかにして競争で勝ち残り高い利益を出していくか、その基本戦略が読み取れる一冊です。

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市場を知れるオススメ経営本

3つ目にご紹介するのは、市場・マーケティングについて理解できる経営本です。

マーケティングとは「組織革命」である(森岡毅)

本書は、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)をV字回復させた立役者でもある森岡氏により、「組織マネジメント」について多く書かれています。一人のサラリーマンが組織を動かす起点と成り得る秘訣や、「ヒト」の力を生かす「組織作り」を伝えることが目的とされているだけあって、どの様な立場の方にもぜひ一度は読んでいただきたい一冊に仕上がっています。

マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド [ 森岡 毅 ]

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ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する(W・チャン・キム)

青い海の戦略?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。本書は世界トップクラスのビジネススクール「INSEAD」の教授、W・チャン・キムによって書かれた事業戦略論です。競争のない未開拓の市場=「ブルー・オーシャン」を目指すにはどうすれば良いのかが、この本には記されています。

競合他社との血みどろの戦い=「レッド・オーシャン」に疲れている人にも、新しい市場を開拓したい人にも一読いただきたい一冊です。

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新しい市場のつくりかた(三宅秀道)

新しい市場を作るには、何が必要なのか。新しい技術やテクノロジーがあるから市場を生み出されるではなく、新しい文化や生活習慣から新しい問題を見いだすこと必要なことを、本書では中小企業を中心に調査した具体例を通して教えてくれます。

サブタイトルに小さく書いてあるように余談が多い本ではありますが、この余談にも実は大事なメッセージが込められているようにも感じます。人によっては最後の章まで読むだけで、新しい気づきがあるかもしれません。

新しい市場のつくりかた 明日のための「余談の多い」経営学 [ 三宅秀道 ]

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事例から学べるオススメ経営本

実際にあった事例も自分の経営を考える上で役に立ちます。4つ目は実例から多くを学べる経営本をご紹介いたします。

社長失格(板倉雄一郎)

「社長失格-ぼくの会社がつぶれた理由-」タイトルだけで驚きますよね。本書は、著者がベンチャー企業を起こし、成長し、衰退し、倒産するまでの実体験を赤裸々に語られているドキュメンタリー作品です。スピード感ある展開で、起業家の頭の中を垣間見れ、ビジネスの「勢い」と「慎重さ」の重要性がストレートに伝わってきます。新しい事業を展開する前にしっかりと目を通していただきたいと思います。

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P&G式「勝つために戦う」戦略(A・G・ラフリー, ロジャー・マーティン)

本書はタイトルにあるように、シャンプーや化粧品で世界的に有名なP&GのCEO、A・G・ラフリー氏が、業績の立て直しを図り、約10年で売上高2倍・企業価値を2倍(約10兆円)にするという偉業を成し遂げた経緯について書かれた本です。

CEOの自伝にとどまることなく、P&Gの経営戦略論をしっかりと解説した内容となっていますので、成功事例としてぜひ一読ください。

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人を動かす(D・カーネギー)

本書は80年以上も前から世界の人々に読み継がれている不屈の名作です。日本でも累計発行部数が500万冊を超えているので、知っている方も多いかもしれません。人はどのように他人と関わるべきか、「人を動かす3原則」のほか様々な原則を具体的なエピソードとともに紹介しています。

経営だけではなく、「人間関係」という人生で切り離せないものと「どう向き合うべきか」を考えさせてくれます。生涯にわたって読み続けて頂きたい名作と言っても過言ではないでしょう。

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感想(363件)

経営財務を知るのに便利な本

経営と切り離すことのできない「財務」についても、きちんと押さえておきたいところですね。最後に経営財務の知識が得られる本をご紹介いたします。

経営財務入門( 井手正介,高橋文郎)

本書は、日本の経済の分析と基礎的なファイナンスについて記述されおり、アメリカと日本の対比や過去からの流れも書かれているので、現在の日本のファイナンスを知る上でも役に立つ一冊です。入門とは書かれていますが、厚さが約22cm・640ページと大容量。資金調達や証券化、M&Aなどを中心に財務戦略の内容を網羅しています。

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いちばんやさしい会計の教本 人気講師が教える財務3表の読み解き方が全部わかる本(川口宏之)

タイトル通り、会計初心者向けの本です。難しい会計の数値や用語も、直感的に理解できるようにイラストを豊富に使っており、実際の企業の財務諸表を用いた事例なども要所要所で使われ、理解を定着させてくれます。初心者でも理解しやすいように、たくさんの工夫が凝らされた良書です。

いちばんやさしい会計の教本 人気講師が教える財務3表の読み解き方が全部わかる本 [ 川口宏之 ]

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これでナットク!財務入門から経営分析まで1冊でマスターできる本(小林工)

財務の用語や説明を、財務知識が全くない読者でも分かるよう、親切丁寧にまとめてある良書。一度は挫折したビジネスマンや経営者でも、基本を知るという意味でとてもおすすめです。その他、新人研修などにも生かせるかと思います。

まとめ

今回は経営者にぜひ読んで頂きたい、おすすめの「経営本」をご紹介させて頂きました。経営者は読書をする時間も限られてくると思いますが、逆に読書のおかげで経営がスムーズになる可能性もあります。

多くの支持を受け読み継がれている本は、知識を与えるだけにとどまらず、人生をも変えるほどの衝撃と力を持っています。今回紹介させて頂いた「経営本」から、直面している問題を解決できるヒントが得られれば幸いです。また今回紹介した本だけではなく、経営や人生に幸福をもたらすような素敵な本と巡り合えることを願っております。

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