【対談】てぃ先生×KitS② ICT教材「こどもモードKitS(キッツ)」でできること

ICTキッズ編集部の吹野です。スマートエデュケーションは保育園・幼稚園向けのICT教育システム『こどもモードKitS(キッツ)』を開発・販売する会社です。てぃ先生と一緒に代表の池谷大吾さんを訪問し、『KitS(キッツ)』でどんなことができるのかを教えていただきました。

<前回の記事>
【対談】てぃ先生×KitS① ITで教育を変えるスマートエデュケーションの理念

幼稚園・保育園に特化した教材

吹野:スマートエデュケーションの『こどもモードKitS(キッツ)』は、子どもたちが描いた魚が画面の中を泳いだりするんですよね。同じようなプロダクトは他社にもありますが、違いはどんなところですか?

池谷さん:うちは先生たちの使いやすさを重視した設計になっています。背景には「空」「海」「ジャングル」「ハロウィン」「クリスマス」「宇宙」の6テーマを用意して、1年を通じて保育に使えるように工夫しています。春には「空」のテーマを使ってみんなに鯉のぼりを作ってもらったり、卒園シーズンには「宇宙」のテーマで年長さんに宇宙船を描いてもらったり、そういう世界観なんです。

てぃ先生:それは良いですね。現場に取り入れやすそうです。

池谷さん:水族館や博物館のデジタルアートは面白いけれど、いつでも足を運べるわけではありません。僕は幼稚園や保育園でこういう遊びができるのがいいと思ってるんですよ。

てぃ先生:僕、先日お台場で開催していたチームラボのアートを「すごいー!」と思って見ていたので、これが自分の園にあったらすっごく嬉しいです(笑)。

池谷さん:以前はなかなか理解してもらえなかったんですけど、チームラボさんが知られるようになったおかげで、現場の先生もイメージしやすくなったみたいです。そういった意味ではチームラボさんが有名にしてくれたコンテンツですね。「チームラボさん、ありがとう!」って思っています(笑)。

新たな発想とコミュニケーションを生むKitS(キッツ)

出典:YouTubeより引用

吹野:『KitS(キッツ)』を使うと、どんなことができるんですか?

池谷さん:『KitS(キッツ)』には全部で12種類の教材ソフトが入っていて、子どもたちの絵を画面上で動かすソフトは『アートポン!』と言います。もともとiPadで絵を描く『らくがきっず』があったんですが、それだと園児一人ひとりにiPadを用意しないといけません。その点『アートポン!』は子どもが紙に描いた絵をカメラで取り込むだけなので、園に1台iPadがあれば済みます。

吹野:自分の絵が動きだすなんて、子どもたちにとっては魔法ですよね。

てぃ先生:取り込めるのは絵だけですか?折り紙で作った作品なんかも取り込めませんか?

池谷さん:できます。むしろそういう使い方をおすすめしています。写真を撮るだけなので、切り絵や手形でも構いません。もともとテーマはたくさん用意してありますが、独自の下絵を追加することもできます。ある園では『らくがきっず』で子どもたちに園バスのデザインしてもらいました。このときはバスの写真をもとに書いてもらいたんですが……

池谷さん:この子のデザイン、すごくないですか?

てぃ先生:子どもが描いたんですか?すごい!

池谷さん:これを描いたのは多動症の子です。普段は椅子に座っていられないのに、この時はものすごい集中力で、熱心に絵を描いていました。プレゼンでは「夜空を走るバス」を発表して、それを見たみんなが「そうか、こんな平凡なバスじゃなくて、夜にしちゃってもよかったんだねー」っていう気づきが生まれました。この子がちゃんと椅子に座って絵を描く様子を見て、涙する先生もいらっしゃったんです。

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子どもの新たな一面を引き出す

てぃ先生:『KitS(キッツ)』で新たな子どもの能力が発掘されたんですね。実は僕、『子どもモードKitS(キッツ)』の『ごっこどうぶつえん』がすごいと思ったんですよ。

吹野:そうなんですか?私はまだ拝見したことがなくて。

池谷さん:では吹野さん、試しにやってみませんか?画面のこの木を触ってみてください。これはお絵かきコーナーで、ゾウはキャンバスです。ゾウだからといって灰色にする必要はありません。このハケで色や柄を変えられるので、絵を描いてください。

てぃ先生:これね、上にピッてやってみて。線から色がはみ出ないようになってるの、ちゃんと。

吹野:すごい、本当だ。同じ柄のまま色を変えたりもできるんですね。流れている音もステキ!ジャングルにいるみたい。

池谷さん:楽しいでしょう?絵が描けたら、またカメラを押してください。これでキャプチャーできました。

池谷さん:今、描いてもらったゾウさんはこれですよね?

池谷さん:そしてこのボタンを押すと……こんな感じでペーパークラフトができます。

吹野:えっ、すごい!

池谷さん:これを印刷して組み立てると、自分のデザインしたゾウがオブジェになります。

池谷さん:アナログとデジタルって、実は繋がっているものなんです。『ごっこどうぶつえん』はデジタルでデザインしたものがアナログになって出てくるし、『アートポン!』はアナログで描いた絵をデジタルで出しています。

吹野:『KitS(キッツ)』はデジタルとアナログのいいとこ取りをしているんですね!これ、ホントにすごいですね!

てぃ先生:すごいでしょ?僕、すっごく感動したんだけど、Twitterでどうやったらこの感動を伝えられるんだろうと思って。

池谷さん:英語みたいな認知型能力に比べると、伝えづらい部分ですよね。でも、その“わかりづらいところ”も含めて子どもにとって最も重要で、将来につながるものだと思います。

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出典:スマートエデュケーション ホームページより引用

吹野:この感動をたくさんの人に味わっていただきたいですね。例えば個別に体験会を開いてもらうことはできますか?

池谷さん:できますよ。交通費と機材の運搬費の負担はお願いしていますが、内容自体は無料です。園を訪問して、皆さんに『KitS(キッツ)』を体験してもらいます。『KitS(キッツ)』の良さを知ってもらうのも大事ですが、先生が子どもたちと有意義な時間を過ごすことを重視していますね。園によっては2日かけて全クラスで体験会をやったりします。

吹野:子どもたちを交えた体験会なら、導入後のイメージがしやすくなりますね。でも体験会をしながら先生たちの質問を受けるのは難しそうです。

池谷さん:幼稚園だと16時頃には園児が帰宅するので、その後先生たちに集まってもらって、「そもそも、なんでこういうものが必要なのか?」という話をしています。うちは「創造力」と「チームワーク力」と「ICT活用力」の3つをテーマに掲げていて、伸びる力はまさにその「創造力」と「チームワーク力」だと思うんですよね。子どもたちにプレゼンをしてもらうと、違う価値観がたくさん出てきます。「自分も最高だけど君もいいね」って言える力が大事だと思うんですよね。

てぃ先生:多様性を受け入れられる子どもを育てよう、ということですね。

池谷さん:そうです。そしてICTをスマートに使うために、例えば誰かの写真を撮るときには「撮っていいですか?」と一言添えるといったマナーも教えれば、自然とトラブルを回避できる子に育つと思います。

吹野:これからの時代に必要なマナーを就学前に身につけられれば、親御さんも安心ですね。今までの教育では重視されずにいたマナーや価値観を『こどもモードKitS(キッツ)』で楽しく自然に学べるなんて、画期的だと思います。

まとめ

スマートエデュケーションは世界的にも注目を集めつつあるようです。2018年9月には『こどもモードKitS(キッツ)』がニューヨークタイムズなどの海外メディアで紹介されました。日本の子どもたちは受動的な傾向が強いことや、個人よりも集団に重点が置かれている社会的背景や、『KitS(キッツ)』の開発目的のひとつに「発言力を育てること」が掲げられていることが取り上げられています。

私も実際に『ごっこどうぶつえん』で遊んでみましたが、取材を忘れてに夢中になり、池谷さんに笑われてしまいました。でも、とても新鮮な経験ができました。皆さんも園の子どもたちと一緒に『こどもモードKitS(キッツ)』を体験してみませんか?詳しく話を聞いてみたい方は、是非ICTキッズのコンシェルジュにご連絡ください。

<対談の続きはこちら

<参考>
こどもモードKits ニュース:「こどもモード「KitS」がニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、AP通信で紹介されました。
AP通信:Japan preschools using tablets to prep tots for digital age

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