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【インタビュー】保育園の課題解決に繋げる業務支援システム「kids plus(キッズプラス)」でできること

【インタビュー】保育園の課題解決に繋げる業務支援システム「kids plus(キッズプラス)」でできること

2011年創業のAPProg(アプログ)は、保育園や幼稚園、さらには学童保育までをトータルサポートする会社です。2016年には保育園向けの業務支援システム「kids plus(キッズプラス)」をリリースし、保育現場の課題可決に取り組んでいます。今回は「kids plus(キッズプラス)」に搭載されている機能や今後の取り組みについて、取締役COOの松岡弘樹さんに教えていただきました。

幅広いニーズをカバーする「kids plus(キッズプラス)」

――前回、1年くらい前に取材させていただいた時は、キッズプラスの開発の経緯やカメレオンコードによる登降園管理についてお聞きしました。「kids plus(キッズプラス)」は次世代バーコードとも呼ばれるカラフルなカメレオンコードをiPadにかざすだけで、登園・降園時間を記録できるんですよね。

松岡氏:それは「kids+clock(キッズプラスクロック)」という機能ですね。基本的に玄関口にiPadを置いていただいて、カメレオンコードをかざすとiPadのカメラが識別する仕組みです。きちんと認識すると「ピンポーン」という音が鳴ります。この音を「おはようございます」とか「さようなら」という声に変えることもできるんです。

――こんな機能があるんですか?前回は拝見してませんでした。面白いですね!

松岡氏:こういう機能が子どもの興味をそそって、楽しく登降園しているというお声は多いです。

――カードをかざすのはお子さんですか?

松岡氏:保育園で保護者の方がかざそうとすると、子どもがやりたがるという話はよく耳にします。学童では、お子さんにカードをかざしていただきます。

――「kids plus(キッズプラス)」の導入は学童も多いですか?

松岡氏:保育園に比べると、まだまだ少ないです。学童はあらかじめ利用予定を施設が把握したうえで、使った使わないっていう実績を管理しないといけません。予約機能とか、入退室時に保護者に通知メールを送る機能が主なので、やっぱり保育園よりは限定的です。

――でも学童なら子どもたちが自分でかざせますね。

松岡氏:そうですね。入室時はお子さんにかざしていただいて、退室時は保護者がかざすパターンが多いと思います。そのため、入室時だけメールが飛ぶようにしたりとか、カスタマイズもできるようにしています。

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園の要望に応じてカスタマイズ可能

出典:kidsplus公式サイトより

――なるほど。カスタマイズができるんですね。

松岡氏:ただ、カスタマイズが幅広くできるがゆえに、設定が大変になる部分もあるんです。そこをいかに簡略化して、現場だけでも設定できるようにしてくのかが課題だと思っています。

――今は設定まで完了した状態で納品するんですか?

松岡氏:一応マニュアルをお渡しして、初期費用0円で「好きなように使ってください」というスタンスで販売していますが、オプションに説明会や代行設定を用意しているので、ご要望に応じて実施しています。場合によってはカメレオンコードを印刷するところまでフォローしています。

――サービスが手厚いですね。ちなみにカメレオンコードは複数のコードを一瞬で認識できるんですよね。混雑しがちな朝の時間もササッと登録できるのがいいですよね。

松岡氏:この登降園の部分もカスタマイズができます。例えば登園時に体温とお迎え予定時刻とお迎え予定者を登録したい場合、コードをかざしたときにポップアップを出します。iPadだけでなく、「kids+family(キッズプラスファミリー)」という保護者向けのスマホアプリにも表示できるので、ここで体温とかお迎え予定時間を入力してもらえば、紙の連絡帳は必要なくなります。iPadだと1人ずつしか入力できないので、「kids+family(キッズプラスファミリー)」の利用をおすすめしていますね。

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保護者向けアプリでますます便利に

出典:kidsplus公式サイトより

――保護者用のアプリがあるのは便利ですね。

松岡氏:例えば登園時に「プールに入るかどうか」とか「お散歩に行く、行かない」とか、そういうアンケートを画面に表示したいというご要望も多いので、ここで自由に作れるようになっています。アプリにカメレオンコードが表示できるので、スマホのコードをかざして、ポップアップも手元で操作して。

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――こういう形で使っていらっしゃる園は多いですか?

松岡氏:結構多いですね。連絡帳をデジタル化することについては賛否両論というか、「そこは絶対に紙で残すべきだ」っておっしゃる方は多いじゃないですか。だから連絡帳のデジタル化は難しいんですよね。でも忙しい登園時間帯に、保護者に確認したい情報を確実に集めるにはうってつけの機能かなと思います。保護者向けのアプリは以前からiOS版をリリースしていたんですが、android版を出してから一気にユーザー数が増えました。

――ちなみにガラケーは使えますか?

松岡氏:ガラケーでは使えませんが、ガラケーで撮ったカメレオンコードをかざしていただければ、登園記録はつけられます。カメレオンコードは紙に印刷するだけなので、ICカードに比べると発行コストが抑えられると思います。

――保育園では「いつもお迎えはお母さんだけど、今日はおばあちゃんがお迎え」とういうケースもありますよね。このカメレオンコードの登録は複数の家族にも対応できますか?

松岡氏:できます。一応メインの方が園児に紐づけられるので、「家族を招待」っていう機能を使っていただくと、ご家族の方も同じ情報がアプリに同期されてご利用いただけるというイメージです。

――招待すると、みんなが同じカメレオンコードを持てるようになるということですか?

松岡氏:そうですね。今は同じカメレオンコードなんですが、今後は家族の方もそれぞれ違うカメレオンコードを持てるようにして、誰が来たかっていうのも記録させるような形にしていきたいと思っています。

続いて、アプリの詳しい機能と職員向けの「kids+work(キッズプラスワーク)」について伺っていきます。

お知らせ配信機能でおたよりはアプリに送信

――保護者向けアプリ「kids+family(キッズプラスファミリー)」には、おたより配信機能のようなものはありますか?

松岡氏:「お知らせ配信」という機能があります。おたよりはそこに添付して送っていただく形です。アプリには配信されたお知らせが時系列で一覧表示されるので、そこで確認していただくスタイルです。ちなみに請求書の添付もできます。

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――個人別やクラス別で一斉送信することはできますか?

松岡氏:お知らせは、クラス別、個別、それから卒園して180日以内の園児。さらに職員や任意で作成したグループにも送れます。予約配信もできますし、送信先で開封されると既読表示が出ます。

――先ほど請求書の話が出ましたが、「kids plus(キッズプラス)」では延長保育料の自動計算はできますか?

松岡氏:あらかじめ契約パターンを設定すれば計算できます。例えば標準時間が何時から何時で、朝の延長保育は7時から8時半の園の場合、朝の延長は90分あたり500円といった設定をしておくんです。前後の1分は猶予として計算しませんよ、みたいな設定も可能です。

――設定は園の方がするんですか?

松岡氏:7割ぐらいはうちで設定を請け負っています。認可とか認定こども園だと、標準と短時間の2種類ぐらいなのですごく簡単ですけど、「週5日、何時から何時でいくら」「週3日、何時から何時でいくら」みたいに契約パターンがいっぱいある園は、それなりに大変ですので。

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指導案はオリジナルのフォーマットで移行もスムーズ

出典:kidsplus公式サイトより

――「kids plus(キッズプラス)」の職員向け業務支援には「kids+work(キッズプラスワーク)」という名前がついていて、指導案作成画面はオリジナルのフォーマットを取り込むことができるんですよね。

松岡氏:そうですね。文例も出ますし、保育指針の参照もできます。今、最新の平成30年度版が入っていて、保育指針の文章をそのまま引用することができます。

――保育指針以外の文例は、どこかと提携されてらっしゃるんですか?

松岡氏:「kids plus(キッズプラス)」をお使いの園の皆さんからご提供いただいています。あとは先生たちが打った文章を辞書登録しておいて、それを使ったり参照したり。

――月案を作るときに、年間計画を見ながら作ることはできますか?

松岡氏:年間を見ながらはできませんが、年間で作った項目の落とし込みはある程度できるようになっています。例えば、年間カリキュラムで作った養護や五領域の内容が、月案のページでも参照できます。指導案の複製も可能です。

――複製できるのは便利ですね。手書きでは手間がかかるので。

松岡氏:「kids plus(キッズプラス)」はカスタマイズできる反面、設定が複雑になりがちなので、まだまだ改善すべき点がたくさんあると思います。皆さんからいただいたご要望を蓄積し、ここからどう改修していくかが我々の課題です。新しい発想で今までとは違う機能も追加していきたいと考えています。

――「kids plus(キッズプラス)」は今後も進化していくんですね。とても楽しみです!

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まとめ

今回は「kids plus(キッズプラス)」の主な機能について、サービスを提供しているアプログの松岡さんにご紹介いただきました。「kids plus(キッズプラス)」は、厚生労働省による「ICT化推進事業に係る補助金」のほか、東京都の「保育所等ICT化推進事業の補助金」、経済産業省の「サービス等生産性向上IT導入補助金」などが利用できるので、コストを抑えて導入できる点も魅力です。

ICTキッズでは、園の課題を解決に導く保育ICTシステムの選定をお手伝いしています。補助金に関するお問い合わせも受け付けていますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

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