日本で進む「縦割り保育」。インクルーシブ保育の課題と可能性とは?

こんにちは。ICTキッズ編集部です。日本の保育施設や学校教育では、年齢で子どもたちをクラス分けするのが一般的です。ところが今、保育・教育業界ではこの枠を取り払う「インクルーシブ保育」を取り入れる動きがあります。

そこで今回は、年齢の枠を取り払った縦割り保育の基本となる「インクルーシブ保育」について取り上げます。

そもそもインクルーシブ保育とは何なのか?

インクルーシブ(inclusive)は、「包括的な・全てを含んだ」という意味の英語です。インクルーシブ保育とは「包括的な保育」と言い換えることができます。具体的には、年齢や能力でクラス分けを行わずに行う保育のことで、受け入る全ての子どもを同じクラスで保育します。

インクルーシブ保育の特徴に、子どもの「参加」行動があります。障害のある子どもや、アガペー症候群の子どもも同じクラスに属することから、一緒に行動することが難しい状況が生まれます。そのとき、子ども一人ひとりに自発的な参加行動が生じます。

参加しないという行動をとることも、参加行動のひとつです。参加しない子どもがいると、その子に参加を促す子どもが出てきます。同じ空間で生まれる違いや問題に対して「参加」行動が生まれることで、子どもの豊かな成長が促されるといわれています。

インクルーシブ保育の3つのメリット

他者との違いを知ることができる

学年別のクラスであれば、多少の身長や体重の違いはあれど、成長のスピードに著しい違いはありません。しかしインクルーシブ保育では年齢が異なる子どもが同じクラスに所属します。年上の子どもにとっては同じクラスに弟や妹のようなが存在がいることで、自分との違いを認識できる子どもになります。

違いを踏まえた関わり方を学べる

学年や発達の違いから、弟や妹のようなクラスメイトとのかかわり方を考えるようになると、自分が彼らの面倒を見てあげようという意識を持つ子どもや、年上の存在に追いつこうと努力する子どもも登場します。違いを知ることで、その違いや差に対して子ども自身が考え行動するようになります。

状況に応じた対応力を身につけられる

他者との違いを踏まえて人と関わることを学ぶと、さまざまな場面で柔軟に対応できる力を生み出せるようになります。同じクラスにいろいろな年齢の子どもがいることで、年上への接し方と年下への接し方には差が出てきます。

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日本におけるマジョリティ保育方法とは?

日本の保育では年齢別が当たり前です。教育・保育の現場で行われるクラス分けの一番の理由は、大人の都合です。学年を同じにすることで、クラス全体の発達の傾向を把握しやすくなります。また養護学級では、子どもたち一人ひとりの特徴に合わせた教育を実践しやすいというメリットがあります。

インクルーシブ保育における課題とは

分け隔てない保育は、個々の協調性や個性を育むにはとても良いように思われますが、一方でさまざまな危険性があるのも事実です。例えば、子どもたちが各々の違いを認識するまでには時間が必要です。

大人の社会でも個を理解するには時間が必要ですし、理解できずに喧嘩別れしたり、相手を傷つけてしまったりすることがありますよね。子ども同士の衝突が起こりうることを踏まえ、どうやって理解を促すかを検討しなければなりません。

保育士・教員に求められる幅広い能力の必要性

衝突が起こったとき、もしくは起こりそうなタイミングで、その場にいる保育士がどのように対応するのかがインクルーシブ保育のカギです。どちらか一方に非があるような叱り方は論外です。子どもたちと一緒になって問題をどうやって解決するのかはあらかじめ考えておく必要があります。

障害のある子どもたちへの対応では、専門的な知識を必要とするものもあります。保育士としてのスキルに加えて養護の知識や、場合によっては外国語の知識も必要になるかもしれません。

人との違いを知り、認められる環境が子どもの未来を広げる

今までの日本では、単一民族国家と呼ばれるほど鎖国的な風習があり、違いがあることを良しとしない傾向にあります。それは日本人が集団生活を必要とする農耕民族であることがルーツと言えるでしょう。

技術の進歩とともに世界はより身近になってきました。一人ひとりの違いを子どもの段階で知り、それに対応する能力を身につけていくことで、グローバルに活躍できる人材が育つのではないでしょうか。

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