保育園の採用担当者が知っておきたい【効果的な求人票の書き方】

こんにちは、ICTキッズ編集部です。前回ご紹介した求人方法に引き続き、効果的な求人票の書き方についてご紹介したいと思います。ハローワークに提出する求人票、給与などが変わらないで毎回同じものを昔から使いまわしていませんか?実はこの毎回使いまわしている求人票にも効果的な描き方のコツがあるのです。隣の保育園でも既にやっているかも知れません。今日から始められる効果的な求人票の書き方を実践してみて、お金をかけずに保育士を確保していきましょう。

基本的な求人票の書き方

まず始めに基本的な求人票の書き方から見ていきましょう。既に求人票は何度も記入しているという方はこちらの項目は読み飛ばしていただければとおもいます。ハローワークで求人を申込み採用までの手続きの流れとしては、下記のようなフローになります。

  1. 事業所登録:事業所登録シートを作成します。
  2. 求人申込書に記入
  3. 窓口で相談、求人申込み
  4. 求人情報の公開
  5. ハローワークからの紹介連絡
  6. 面接(選考)
  7. 採否決定
  8. 応募者への通知
  9. 採用手続き
  10. ハローワークへの採否結果の連絡

という流れになります。

ちなみに初期の段階の事業所登録シートも求人において重要なファクターの一つとなりますので求職者が興味を持つような書き方が求められます。この事業者登録シートの内容はちなみに

上記の赤枠の部分に反映されますので、しっかりと園の雰囲気や特徴が伝わる書き方を心がけるようにしましょう。

つづいては求人申込書の書き方になります。職種から仕事内容、雇用形態の記入、雇用期間の明記し就業時間時間を下記の記入例のように記入してください。

詳しくは、求人申込書の書き方を参照ください。

競合調査から始まる効果的な求人票の書き方

効果的な求人票を書くための一番のポイントは、競合を知るということからです。競合というと少し不思議な感覚かもしれませんが、保育士の求人倍率は平均で1.5倍です。お隣の保育園で昔から付き合いのある園でも、採用に関して言えば競合といえるのではないでしょうか。ちなみに今この記事を読んでいらっしゃる方で、他の園の求人票を見たことがないという方はいらっしゃいますでしょうか。もしいらっしゃれば、今すぐ他園の求人票を集めておきましょう。時間的に難しいというのであれば、インターネット上からでも確認することができるので調査しておきましょう。

ハローワークインターネットサービス

求職者が求人票のどこをみているのかを知る

求職者にとって、一番の関心ごとは給与面だけだと先入観をお持ちではないでしょうか。もちろん給与面は職業選択においてかなりの選択ポイントではありますが、それ以外でも実はかなり重要なポイントは他にあるのです。まずは下のヒートマップとよばれるものをご覧下さい。

こちらは、「独立行政法人 労働政策研究所・研修機構(JI)」の

「中小企業における人材の採用と定着」(平成24年3月30日)
第Ⅰ部 人材の募集と採用―人が集まる求人―
第1章 求人情報において注目される点:アイトラッキングから

抜粋させていただいているデータで、赤色の部分が良く見られているというデータになります。今回サンプルで表示しているのが、2011年の9月に実施た首都圏に住む求職中11名の女性の視点になります。平均年齢は40歳ですが

主に給与面を一読した後に、仕事の内容および就業時間・休みに関する情報を時間をかけて見ているようです。採用担当者であれば、主に仕事の無いようっや就業時間の記述に関しては注視しているかと思いますが、ココでのポイントとして会社の情報(求人票右上部分)も求職者は見ているということを認識しておきましょう。

求人票におけるA/Bテスト方法

上記の情報を踏まえ、次に自園周辺の求人状況に適した求人票を自園オリジナル求人票の書き方を導き出すために、A/Bテストを行いましょう。よくマーケティングなどで行われる手法ですが、よりよい結果を導き出すために広告などで利用される手法の一つです。

この場合、求人AタイプとBタイプをそれぞれ2つ申し込みます。保育士の求人において、給与を変えることは難しいかとおもいますのでそれ以外で変更できる項目を利用して求人を出します。例えば下記のインターネットで「保育士」というフリーワードで検索した結果で並べたものになります。

業種名でも保育士(要経験)と(経験不問)と両方で出すことが可能です。この際に給与面で多少の開きがあるのですが、このような形で2種類出して様子を見ていくことで、より良い方向のデータをとることができ、自園オリジナルの効果的な求人方法を常にA/Bテストを繰り返しながらアップデートしていきましょう。

求人サイトの比較方法とチェックポイント

つづいては比較ポイントを見てまいります。先ほどのハローワークの検索結果をつかって説明してきたいとおもいます。赤枠がしている部分を見ていただきたいとのですが、括弧で要経験もしくは経験不問とあります。さらに同じ欄をみていくと地域まで職種欄に記入している場合があります。この検索結果は東京を指定して行ったものですが、地方で選び同じフリーワードで検索してみると下記のようになります。

違いは分かりますでしょうか、東京の求人結果とくらべると給与が違うのはもちろんなのですが、表記方法が異なります。ただ「保育士」としてあるよりも「保育士/(勤務地域)」などの表記方法を変えるだけで他園と差別化してみてもらうことができます。つまりチェック・比較方法として自園の地域で「保育士」と検索して表示される他園の求人情報と、求人激戦区でもある東京の求人情報を比較しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。効果的な求人票の書き方をご理解いただけたでしょうか。簡単におさらいですが、効果的な求人票の書き方として

  1. 求職者が求めている情報が何なのかを知る
  2. 自園の求人票を確認し、求職者が求める情報が満たされているかをチェックする。
  3. 同じ地域における求人票のチェックし競合の求人票との違いを知る
  4. A/Bテストを行いより結果のよい求人方法を常にブラッシュアップしていく
  5. 求人激戦区の東京の求人票などを参考にし、追加表示できる箇所を探す

以上の5つのステップをふまえて求人票を書くことで、今まで以上に求人に対しての募集が来ることが見込めるかと思います。まずは試しに1~5のステップを実践してみてください。