保育園におけるICT化推進事業の【具体的な申請フローと必要書類】

こんにちはICTキッズ編集部です。保育園向けのICTシステムについて紹介しているICTキッズですが、ICTシステムを導入するにはそれなりの資金がかかります。保育士人件費獲得にも費用がかかる中、ICT導入するには更なる資金が必要になるので、導入を断念されていないでしょうか。平成27年度の補正予算より開始された「保育業務の効率化にかかわるICT促進についての補助金」により、園へのICTシステム導入に対して最大100万円の補助がされるようになりました。今回のICTキッズでは平成28年度の横浜市の申込み方法を基に具体的に「保育業務の効率化にかかわるICT促進についての補助金」の申請方法についてご紹介いたします。

「保育業務の効率化にかかわるICT促進についての補助金」とは?

「待機児童解消加速化プラン」において待機児童を解消させる手段として厚生労働者が「保育の料拡大を支える保育士の確保」のための取組みとして保育所等におけるICT化の推進の補助を14億円の予算からスタートしました。この取組みの目的としては、保育士における業務軽減をICT化により促進することで保育士の継続的雇用を生み出すことです。

 

具体的な対象となる施設と対象経費・対象システム

最大100万円の補助金ですが、具体的にどのような保育所が補助の対象となり、対象の経費としてみとめられるのかについて触れていきます。まず対象となる保育所施設としては、保育所・私立保育所・幼保連携型認定こども園・地域型保育事業所(居宅訪問型保育事業は除きます。)の各事業となっております。この対象施設は、各自治体により異なりますのでご注意ください。

対象となる経費としては、支援システム導入の為に必要な購入費、リース料、保守料、工事費、通信費及び備品等の購入費になります。ただし、備品等の購入費にあっては、当該システムのソフトウェアの購入費(リース料、保守料を含む)の半額以下であるということが条件になっています。つまりソフトウェアが仮に20万円であれば、備品の購入費として認められるのは10万円以下でなければならないということになります。また助成の限度額は1箇所あたり100万円となっており、1,000円未満の端数が生じた場合は切り捨てになります。
どのICTシステムでも対象になるわけではありませんのでご注意ください。対象となるICTシステムの基準としては、下記の3つの機能があることが必須になります。

  • 他の機能と連動した園児台帳の作成及び管理機能
  • 園児台帳と連動した指導計画の作成機能
  • 園児台帳や指導計画と連動した保育日誌の作成機能

つまり、園児台帳・保育日誌・指導計画書の3つのドキュメントが連動したシステムでなければならないということです。現在検討しているICTシステムが補助金対象なのかどうかを見分けるポイントとしては、各事業所のHPのトップに大抵は補助金についての明記がされています。もしくは直接業者に問い合わせることをおススメいたします。

申請の流れと申請時に必要となるもの

【申請フロー】

①管轄自治体に対して事業実施計画書と必要書類を提出
事業実施計画書の承認通知を受取
ICTシステムの発注
システム導入完了後、ICTシステム事業者に代金支払い
助成金申請書・添付書類の送付(領収書等)
決定通知所を受取

【①申請時に必要な書類】

  • システムの仕様書もしくはカタログ等
  • 見積もり書
  • 見積もり内訳詳細書
  • 事業実施計画書

平成28年時の横浜市における事業実施計画書としては下記のフォームがございますので参考にしていただければと思います。

出典:横浜市ホームページ

以上の四点になります。

また、助成金申請書を提出する際に必要な書類としては、領収書もしくは振込み明細書(領収書等は事業者名、支払い者名、領収額、領収額の内訳、領収日、領収印が記載されているものになります。)の写しと原本証明が必要になります。ちなみに原本証明とは、写しの余白部分に法人代表者の原本証明の印鑑がおされているものになります。

(例)この写しは原本に相違ありません。

平成00年00月00日

***法人 代表 ****** ***** 印

まとめ

保育園のICT化補助金に対しての申請方法をご紹介しましたが、この補助金に関しては各自治体によりますのでご注意ください。地域によっては予算の関係上で、この補助金が無い地域がございます。まずは各自治体および協会からのご連絡にて確認いただければとおもいます。2017年に関しては、まだこの補助金の枠は確定しておりませんが、横浜市において、この補助金は昨年の7月に発表となっている資料になります。ICTキッズにおいても各地域において補助金の情報を随時発信してまいりますのでご確認いただければとおもいます。