子どもと一緒に覚えたい!春から夏を彩る花24選

こんにちは、ICTキッズ編集部です。4月に入り、園には新しいお友達が増えて、にぎやかさが増していることと思います。春の訪れと共に街には色とりどりの花が咲き誇り、お散歩の目を楽しませてくれていますよね。そこで今回は、春に道端や花壇で見られる花を集めてみました。

(1)レンゲ

中国が原産のマメ科の植物です。4~5月にかけて濃いピンク色の花を咲かせます。(まれに白いものもあります。)若芽をおひたしにしたり、花を天ぷらにして食べることもできます。昔から子どもたちの間では茎を長めに残して摘んだ花を編んで、首飾りにする遊びが知られています。

(2)タンポポ

キク科のタンポポは日本人にとっては非常に身近な植物の1つだと思います。都市部ではアスファルトとの隙間にひっそりと咲いていることも多く、非常に生育力のある植物です。受粉すると白い綿毛をつけたタネができ、風に乗って遠くへ飛んでいきます。中が空洞の茎にレンゲの花を挿して風車にして遊ぶこともできます。

(3)チューリップ

ユリ科のチューリップはトルコ原産の花で、3月下旬から5月上旬に開花します。小さい子供でもイラストにしやすく、春と言えばチューリップを思い浮かべる園児も多いと思います。品種改良が進み、さまざまな色の花があります。また花びらの先がとがったものやレース状のもの、八重咲きのものなどもあり、バリエーションが豊富です。ゴールデンウイークを中心に、全国各地でチューリップ祭りも開催されています。

(4)菜の花

アブラナ科の菜の花は、2月中旬頃から4月にかけて花を咲かせます。菜の花畑も多く、辺り一面を黄色く染める菜の花に春の訪れを感じるという人も多いかもしれません。花が咲く前の柔らかい頭頂部はおひたしにして食べることができ、スーパーの店頭にも並ぶので、大人にとっては目でも舌でも春の訪れを感じられる植物の1つです。種は菜種油の原料にもなります。

(5)シロツメグサ

球状の花が特徴のシロツメグサの別名はクローバー。通常は丸い葉が3枚ですが、まれに4枚のものがあり「四つ葉のクローバー」として幸運の象徴とされています。地下茎によって増え、生育が早いのでグランドカバーに向いています。比較的茎が長くて丈夫なので、花を編んで首飾りや王冠にするのにも適しています。

(6)ネモフィラ

鮮やかな青い花が特徴のネモフィラは北アメリカ西部が原産の植物です。小ぶりで愛らしい花をたくさん咲かせます。茨城県にある国営ひたち海浜公園は、ネモフィラで真っ青に染まるみはらしの丘が有名で、4月中旬〜5月上旬はたくさんの観光客でにぎわいます。

(7)ラナンキュラス

鮮やかな花の色と、バラのように重なる豊かな花びらがゴージャスなラナンキュラス。湿地帯に生息し、葉っぱの形がカエルの足に似ていることから、カエルを意味するラテン語の「rana (カエル)」 が名前の由来担っています。色や花の形の種類が多く、近年は切り花としても人気があります。2月の中旬ごろからホームセンターでポット苗が出回り、花壇の彩りにも使われます。

(8)ツルニチニチソウ

地面を這うようにして育つツルニチニチソウは、3月下旬から6月にかけた花をつけるつる性の植物です。グランドカバーに使ったり吊り鉢の淵から垂らしたり、ガーデニング素材としても親しまれています。可憐な花は一重で青や紫が多いですが、白や八重のものもあります。

(9)ハナニラ

道端や土手などに群生していることが多いハナニラは生育が旺盛で、春になると白や紫の可憐な花を次々に咲かせます。花を摘むとニラのような匂いがします。葉の形もニラに似ていますが、食用ではありません。スーパーに並んでいるハナニラとは異なる植物なので、注意しましょう。

(10)マリーゴールド

キク科のマリーゴールドも花壇を彩る定番の植物です。半球型にたくさんの花びらをつける品種や一重咲きのものなど、種類が豊富です。マリーゴールドには害虫予防効果があり、コンパニオンプランツとしてキャベツやトマト、ニンジンなどの野菜と一緒に植えられることもあります。

(11)オステオスペルマム

オステオスペルマムもキク科の植物です。日本で出回っているのは多年草の園芸品種で、春と秋にたくさんの花を次々と咲かせます。雨の日や夜間など、光が少ないと花を閉じる性質があります。

(12)カリブラコア

カリブラコアは1990年にペチュニア属から分割された新しい属の植物です。ペチュニアに似た形をしていますがサイズが小ぶりで、鮮やかな色が特徴です。春から秋にかけて長い期間花を楽しむことができます。

(13)藤

4月下旬から5月上旬にかけて、長く垂れ下がるように花を咲かせるツル性の木です。トンネル状の棚やスクリーンに這わせて咲かせると薄いパープルやピンクの花がとても美しく、全国にたくさんの名所があります。関東では栃木県のあしかがフラワーパークが有名です。

(14)ポピー

ポピーはケシ科の植物で、アイスランドポピーやオリエンタルポピーなどの種類があります。30cmほどの草丈があり、華やかな花を咲かせます。外来種のナガミヒナゲシはアスファルトの隙間などからも発芽し、繁殖力も強いので、他の植物の生育を阻害することが危惧されています。

(15)芝桜

芝桜は地面を覆うように増え、春になると桜のような形をした花を咲かせます。富士山のふもとの本栖湖の近くでは、毎年4月中旬から5月末にかけて藤芝桜まつりが行われており、一面に植えられた芝桜が人々を魅了します。

(16)ルピナス

藤の花を逆さにしたようなルピナスは、昇り藤とも呼ばれるマメ科の植物です。北アメリカが原産で、4月下旬から6月にかけて赤やピンク、オレンジなどカラフルな花を咲かせます。花穂は大きいものになると70cmほどになり、花の後には枝豆のようなサヤの中に種ができます。

(17)オオアラセイトウ

濃い紫色の花を咲かせるオオアラセイトウはアブラナ科の植物です。花の形が菜の花に似ていますが、属は異なります。江戸時代に渡来したものが野生化したと言われており、現在は全国の線路わきや田んぼのあぜ道などでも見られます。

(18)スイートアリッサム

小さな花が集合して咲くスイートアリッサムもアブラナ科の植物です。春と秋に地面を覆うように花を咲かせます。かすみ草のように可憐に彩りを添えてくれるので、パンジーなどと寄せ植えにするのも人気です。高温多湿に弱い反面、感想には強いので、園芸初心者には育てやすい植物としても知られています。

(19)ヒヤシンス

子どもの頃、水耕栽培でヒヤシンスを育てたという方も多いかもしれません。球根を秋に植え付け、春の開花を待ちます。チューリップのような葉の間から稲穂のようにたくさんの花を咲かせ、人々を魅了する良い香りを漂わせます。

(20)忘れな草

小さな花をたくさんつける忘れな草。日本にはもともと自生していたエゾムラサキがありましたが、明治時代にヨーロッパ産のものが持ち込まれ、野生化した種類も全国の野山で見られます。春から夏にかけて咲く花は主に青や群青ですが、園芸種には白やピンクの花をつけるものもあります。

(21)アネモネ

アネモネは、クリスマスローズやラナンキュラスなどと同じキンポウゲ科の植物です。地中海が原産で、ギリシア神話には美少年アドニスが流した血からこの花が生まれたという伝説があります。赤や白、紫などの花を2月から5月にかけて咲かせます。

(22)スイセン

スイセンはヒガンバナ科の植物です。ニホンズイセンやラッパスイセンなど、いろいろな種類があります。ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスが、水面に映る自分に恋をして食事ものどを通らなくなり、やがてスイセンに姿を変えたという伝説があります。

(23)スズラン

スズランは近畿地方から北の野山等に自生する植物です。カップを逆さにしたような愛らしい花が咲き強い香りを放ちます。美しい姿とは裏腹に全草に毒を持つため取り扱いには注意が必要です。

(24)ムスカリ

ブドウの房を逆さにしたように花が咲くムスカリは、3月から5月の中旬にかけて花をつける植物です。濃い紫や白など花の色が異なる品種があり、香りが強いものも見られます。ヒヤシンスのように球根ができるので、水栽培で育てることもできます。

 まとめ

今回は春の道端や花壇で良く見かける花を集めてご紹介しました。見たことはあるけど名前を知らない花もあったと思います。この機会に子どもたちと一緒に花の名前を覚えてみてはいかがでしょうか。

<参考>
NHK出版:みんなの趣味の園芸

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