ビジネスチャンスはここにある!? 子育て移住で高まる地方保育のニーズ

東京など大都市での生活は、比較的交通の便が良く、商業施設やイベントも多いので非常に刺激的です。しかしいざ子育てとなると、自然が乏しい環境や物価の高さ、子どもの声がご近所に与える影響といった懸念点が多く、窮屈さを感じるかもしれません。

テクノロジーの進歩により、離れた場所でも顔を見て会話ができたり、リアルタイムで情報を共有できたりするようになりました。テレワークの活用で、地方にいても都市部と同じように仕事ができる土壌が整いつつあります。これにより自然豊かな環境で子育てをしながら、ゆとりある暮らしをしたいと考える人が増えているようです。

地方への移住は増えている?

特定NPO法人ふるさと回帰支援センターは、2019年2月20日に「2018年移住希望地域ランキング」を公開しました。2018年に人気だった移住希望地は、1位長野県、2位静岡県、3位北海道の順になっています。

ふるさと回帰支援センターは地方への移住を希望する人と地方自治体のマッチングを図る活動を行っており、2018年は年間の相談件数が初めて4万件を超え、徐々に関心が高まっていることがうかがえます。10年前は50代以上の相談者が半数でしたが、近年は40代までの若い世代が7割を占めるようになりました。

<参考>
特定NPO法人ふるさと回帰支援センター:2018年移住希望地域ランキング

地方移住のメリット

物価が安い

東京23区に比べると土地が豊富なため、同じ家賃でも一部屋多い物件に住めたり、駐車場代がほとんどかからずに済んだりします。肉や野菜の生産地も近く、輸送コストが抑えられるので、新鮮な食材を安く手に入れることができます。

自然豊かな生活環境

地方都市はコンパクトに設計されていることが多く、中心部から電車で30分も移動すれば、田んぼや畑ののどかな風景が広がります。歩いて海岸に行ける場所に住んだり、都心では見ることができない虫や鳥に遭遇したり、豊かな自然の中でのびのびと生活できます。

自治体の支援も手厚い

人口減少を食い止めるため、多くの地方自治体が移住の誘致活動を行っています。空き家を登録して移住者に物件情報を提供する「空き家バンク」なども運営しており、格安で住まいを確保できる可能性もあります。

移住者に対して移住支援制度を設ける自治体も少なくありません。栃木県茂木町では起業支援や新規就農者に対する農機具などの購入費用補助、育児支援や男性の不妊治療助成などを行い、移住者を手厚く支援しています。

<参考>
栃木県茂木町:移住なび「もてぎ暮らし」

地方移住のデメリット

給与水準が低い

都市部に比べると平均給与の水準が低くなることが多く、収入が減る可能性は高くなります。ただし総じて物価は安く、生活費が割安なことから、生活に困窮するリスクは低いと考えられます。

車がないと不便

鉄道の路線や運行本数が少なく、公共交通機関では移動しにくいエリアは少なくありません。居住エリアにもよりますが、自家用車があったほうが生活しやすいケースは多いと思います。駐車場代は高くても数千円程度、物件によっては無料なので、車の維持費は都内に比べて格安です。

ご近所づきあいが面倒

地方はご近所との距離が近く、自治会に加入したり地域のイベントに参加する機会が東京に比べると格段に増えると思います。地域の人と良好な関係が構築できないと生活しづらくなってしまうため、なるべく交流の場に参加し、こまめにコミュニケーションをとるのが望ましいです。

人口増加率の高いエリアでは保育の需要が増加

移住者機として人気の高い福岡県。中でも近年急速に人口を増やしている福津市では、2014年以降、保育所の数を年々増やしています。待機児童者数は2018年4月時点で37人となっており、前年の72人から半数近く減らしています。

福岡県の中でも移住者誘致を積極的に行っている筑紫野市では、待機児童数が急増する一方で保育所の数は増えておらず、早急な対策が望まれます。地方での新規開園は人口増加率の高いエリアで検討するのが良さそうです。

<参考>
学校教育情報サイトGaccom:福岡県 – 保育所等待機児童数ランキング(2018年4月)

まとめ

フリーランスやパラレルキャリアなど、多様な働き方が登場する中、地方での保育のニーズも高まりつつあります。地方移住を希望する保育士を移住先でも雇用できる仕組みが作れれば、地方の待機児童問題の解決や地方創生につながり、社会的貢献度が高められるかもしれません。

少ない職員数で保育施設を運営したり、遠隔で管理するには保育ICTシステムが便利です。新規開園の際にはテクノロジーの活用をぜひ検討してください。

保育ICTシステム:お問い合わせ窓口
0120-558-949
受付時間
9:00 – 19:00(土日祝・年末年始を除く)
無料相談してみる

関連タグ