保育園システムを導入すべきではない3つの理由

こんにちはICTキッズ編集部です。保育園にICTシステムを導入する際には、いろいろな課題が見つかります。細かいところを挙げればキリが無いくらい、新しいシステムを導入するのは大変な作業です。今回はICTシステムを導入すべきではない理由を考えてみます。ICTキッズでは、この3つの理由を理解した上で保育園にICTシステムを導入することをおすすめします。

利用者のリテラシー問題

リテラシーとは知識や能力、技能という意味です。ICTの世界では専門用語が通じないために、システムの操作に問題が出てきたります。保育ICTシステムでもリテラシー問題が生じる危険性があります。特にベテラン保育士が多い保育園では、システムの操作に慣れるまでに時間がかかり、効率が悪くなるケースがあるようです。

またこれは保育士だけでなく、保護者にも言えることです。保育ICTシステムの導入で園の業務が効率化できたとしても、保護者にとってはさほど重要ではありません。中には「保育園の都合で仕方なく」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

保育ICTシステムを導入することで、園の内外から「システムが使いづらい」「操作が分からない」という声が上がる可能性があります。事実、保育施設向けのコミュニケーション支援アプリのレビューの中には、「操作が分かりづらい」というコメントがみられるため、導入する際は事前に講習会を開くなどの対策が必要です。

トラブルの危険性

保育ICTシステムを導入すると、今まで遭遇したことのないトラブルが発生し、保育業務が後回しになる可能性があります。例えばシステムのネットワークトラブルで操作ができなくなってしまったり、過去の情報を引き出せなくなってしまったりするかもしれません。パソコンやタブレットの故障も考えられます。

保育ICTシステムが保護者にストレスをかけてしまうと、園に対する不満につながる可能性があります。大きなクレームに発展する恐れもあります。

これらは保育ICTシステムを導入しなければ発生しない問題です。システムの導入で事務作業のかかる時間が短縮できても、新たに問題が発生すればトータルの業務量が変わらないどころか、むしろ伸びてしまうかもしれません。

デジタル化で思い出が形に残らない?

保育ICTシステムを導入すると、連絡帳などの子どもの記録がデジタル化できます。システムによっては卒園とともにデータにアクセスできなくなってしまうケースがあるため、保護者にとって思い出が詰まった連絡帳が見られなくなるかもしれません。

紙の連絡帳なら確実に手元に残せることを考えると、保護者にとっては少々さみしい結果になってしまいそうです。卒園後にデータにアクセスできなくなる場合には、連絡帳を印刷して記念品として渡すなどの工夫が必要になりそうです。

まとめ

今回は保育ICTシステムを導入しないほうがよい理由を考えてみました。とはいえICTシステムの多くは日々進化しており、これらのリスクをカバーする改善が行われています。システムを選定する際は最新の情報を集めるとともに、園が解決を優先すべき課題を絞って検討するとスムーズです。また導入前にシミュレーションを繰り返し、問題点を洗い出しておくことも有益だと思います。

ICTキッズでは、専任のコンシェルジュが保育ICTに関するご相談を無料で承ります。ぜひお気軽にご利用下さい。

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