そもそもクラウドって何? クラウド型保育ICTシステムのメリット

クラウドシステムで構成される保育ICTシステムは、たくさん出てきています。導入がしやすく、ランニングコストも低いのが特徴です。今回はクラウドについて解説した上で、おすすめの保育ICTシステムをご紹介します!

クラウドって何だろう?

「クラウド」って、スマホやパソコンを操作しているとよく見かける言葉ですよね。これはもともと英語の「Cloud」、つまり「雲」のことですが、IT用語では「クラウド・コンピューティング」を指し、インターネットに接続されたコンピューターのサービスを、場所を選ばず使える仕組みを言います。「クラウド・コンピューティング」では、データをインターネット上に置くのが特徴です。自宅やカフェ、職場など、インターネット環境さえがあれば、どこでも閲覧や編集ができます。

パソコン・タブレット・スマホなど、さまざまな端末で利用できるので、「決まったパソコンでしかデータを見られない」ということがありません。クラウドサービスは「データがどこにあるのか?」とか、「どこで作業しているのか?」がわからなくても利用できます。そのイメージを「雲」の絵で表現することが多かったため、「クラウド」と呼ばれるようになりました。

保育ICTシステムにも、クラウド機能を利用したものがたくさん開発されています。忙しい保育士の皆さんにとって、「パソコンの前で長時間仕事をする」のは難しいですよね。クラウド型の保育ICTシステムを使えば、パソコンがある職員室だけでなく、子どものいる空間でも指導案作成や日誌の作成ができてしまうのです!

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クラウドにはメリットがたくさん!

保育ICTシステムにも、クラウド機能を利用したものがたくさん開発されています。さて、クラウド型の保育ICTシステムを利用すると、どんな利点があるのでしょうか?

(1)スタッフ間の情報共有がすぐできる

申し送りで子どもの情報を共有したいときには、クラウド上にデータを保存しているため、どこでもパッとみられて便利です。緊急連絡など、職員へのお知らせがあるときにも簡単に操作できます。

(2)保護者とのやりとりも簡単

メールの送信や、チャットの機能など、コミュニケーションツールを利用できます。保護者とのやりとりもクラウド上に保存されるので、いつでもやりとりができます。

(3)スマホからもアクセスできる

専用サーバーを利用するものはパソコンでしか操作できませんでしたが、クラウドシステムの場合はスマホやタブレットが利用できます。インターネット環境さえあればどこでも使えるので、保育業務の間に日誌や指導案作成などができるのが嬉しいところです。

(4)初期費用が抑えられる

専用サーバーなどの設備投資が必要ないため、初期費用が抑えられます。運営コストを控えたい園や、園児が少ない小規模保育園、託児所などでも導入しやすい仕組みです。

(5)ランニングコストが安い

保育ICTのクラウドシステムは、毎月の費用が安価に設定されています。特に認可外保育園では、毎年4月に経営が厳しくなりがちです。認可保育園への転園が多く、園児が減ってしまうことがあるからです。そんなときにも、月額利用料が安いクラウドシステムなら、継続の負担がありません。

(6)インストールなどにかかる専門知識が不要

ICTシステムというと、「ITに詳しくないから不安がある……」と思われるかもしれません。クラウドシステムは、煩雑なインストールや専門知識が不要のため、導入がスピーディーに行えます。システムのバージョンアップも自動なので、機械が苦手でも安心です。

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確認しておきたいデメリット

クラウドシステムを導入する際には、デメリットを確認しておくのも大切です。デメリットを理解した上で、クラウド型にするか、専用サーバー型のものにするか選ぶとよいでしょう。

(1)セキュリティー面でのリスク

クラウドシステムは、場所を問わずに利用できる代わりに、園外でも情報の閲覧が可能です。そのため個人情報の取り扱いには細心の注意を払う必要があります。またサービス提供元のセキュリティー対策が万全でないと、情報漏えいのようなリスクもあります。導入の際には信頼できる業者を選ぶことが大切です。

(2)インターネットへの依存

園児情報や指導案などはクラウド上に保存するため、インターネット環境がないところでは扱えません。インターネットの不具合が起こったときは、アクセスできないというリスクがあります。導入に際しては通信環境の整備も必要です。

(3) トラブル時の対処

パソコンなどの機器に苦手意識がある場合、思いもよらない表示が出たりすると慌てますよね。操作の仕方がわからなかったり、不具合が生じたりしたときに頼れるところがないと、業務が止まってしまいます。いつでも電話が通じるような体制が整っていたり、状況に応じて遠隔操作や担当者派遣をしてくれるようなサービスの方が安心です。

(4)通信コストが心配

保育ICTシステムを使う場合、スマホやタブレットで3Gや4Gなどの携帯電話回線を多用すると、契約内容によっては高額の通信コストが発生する可能性があります。園では固定回線とwi-fiルーターを導入して、定額の通信料で使えるようにした方が安心です。

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クラウド型保育ICTシステムのおすすめ6選

導入しやすいクラウド型のシステムは人気を博しています。今回は、オススメの保育ICTシステムを集めてみました! ぜひ参考にしてみてください。

(1)CoDMON(コドモン)

出典:CoDMONホームページより

全国の公立・私立保育園で2,400園以上が導入しているCoDMONには、あらゆる機能が搭載されています。多機能なのにシンプルで、直感的に操作がしやすいアプリです。パソコンが苦手な保育士からも「使い心地がいい」と評判です。保育士の業務負担軽減を目指した設計になっています。初期費用0円、月額費用5,000円と利用料も安価です。なお、有料で追加のカスタマイズができます。

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(2)Chireaf Space(チャイリーフスペース)

出典:Chireaf Spaceホームページより

日本ユニシス株式会社が開発した業務支援システムで、国の実証調査にも参加しているものです。保育士の負担を軽減し、保護者の不安を解消するための機能があり、子どもの成長をタッチパネルで入力できる発達記録には「保育所保育指針」がカバーされています。

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(3)hugmo(ハグモー)

出典:hugmoホームページより

ソフトバンクグループが提供する保育ICTシステムです。保育士と保護者のコミュニケーション機能に特化しています。SNSのような感覚でコメントやスタンプが利用できる「hugnote」を使って、保育士と保護者がやりとりできます。hugmoには指導案作成や登降園システム機能はありませんが、他社のHoisys(ホイシス)と連携が可能です。初期費用、月額利用料とも0円で、導入しやすさはバッチリです!

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(4)パステルApps

出典:パステルAppsホームページより

園児台帳や指導案計画の作成、登降園管理などの機能がたくさんあります。特徴は「HOP」という独自の発達支援機能が搭載されているところです。初期費用0円、月額10,000円で利用できます。無料体験も実施しています。

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(5)桜システム

出典:桜システムホームページより

クラウド型とインストール型が選べます。クラウド型は、スマートフォンからの操作も行えるようになっており、保護者と保育士の連絡ツールも豊富です。認定こども園向けの「保育園・幼稚園の混合システム」があるのも特徴的と言えるでしょう。幼保一体型における計画書の作成に重宝しそうです。

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(6)保育施設向け業務支援サービス(日立システムズ)

出典:保育施設向け業務支援サービスホームページより

IT分野で名を馳せる日立システムズが開発した業務支援サービスなので、セキュリティーは万全です。タブレットを用いれば、場所を問わずに指導案や日誌作成ができます。園のニーズに合わせてカスタマイズでき、自治体によって異なるフォーマットにも柔軟に応じてもらえるのが魅力です。

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まとめ

クラウド型の保育ICTシステムはデータがすぐに共有でき、場所を問わずに使えるのが魅力です。紙に書いたものをパソコンに入力するという2度手間を防ぐことができますし、子どもを見守りながら指導案計画やお便りなどを作成できます。

しかしネット環境がないと使えないことや、セキュリティー面の対策については考慮する必要がありそうです。特に個人情報の漏洩には注意しなければなりません。園外で利用するときは、使用理由を明確にするなど、ルールを作る必要もあるでしょう。

とはいえ、クラウド型は初期投資が少なく済み、継続費用も安いため「保育ICTシステムを取り入れたいけど予算がない……」という保育園にぴったりです。ホームページでは 費用を非公開としているシステムもあります。園の状況に合ったものを導入するためにも、是非ICTキッズコンシェルジュにご相談ください!

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