月案・日案を保育ICTシステムで行うメリットとは?

こどもの発達のプロセスを理解し、保育の方向を見出すために作成する指導計画。楽しく学ぶためのアイデアを出したり参考文献を調べたり、作成には時間がかかります。一方で作業を効率化し、質の良い保育の実現のために保育ICTシステムの導入が盛んに推奨されていますよね。そこで今回は、システムを導入することで、月案・日案の作成にはどんな影響があるのかをご紹介したいと思います。

かさばる書類がペーパーレスに!

指導計画の種類には長期と短期があり、長期は年間計画と月案、短期は週案と日案があります。計画書の種類が多いので書類がかさばり、管理するにも骨が折れます。また、過去の指導計画を確認したいときには、書類を探すという作業も発生します。

保育ICTシステムを使えば、指導案をスマホやタブレット、パソコンなどの端末で記入することができ、システム上で管理するのでペーパーレスになります。そのため、計画別、クラス別のファイルを作る必要がなく、紙を印刷する工程も省けます。

過去の資料が探しやすくなる

ペーパーレスになれば、過去の指導計画を閲覧したいときにも書庫に行く必要がありません。閲覧したいときは、タブレットやパソコンから過去の指導計画にアクセスできます。例えば「去年1年間の保育の展開を参考にしたいな。」というときでも、自席で気軽に見ることができます。

また今までは、急に退職した担任などから十分な引き継ぎができず、指導計画の確認に手間取ったりすることもあったと思います。保育ICTシステムを使えば、WEB上で過去に作成した指導案に簡単にアクセスできるため、職員間の連携にも役立ちます。

書類の保管場所に困らなくなる

特に都市部の園では、敷地面積が狭いため、書類の管理に困っているところもあると思います。ICTシステムは、ペーパーレスにできるため、書類の保管場所の確保について検討する必要がなくなります。

文章テンプレートが豊富

月案・日案の計画を立てる時に「計画が思いつかない」、「マンネリ化してきてしまった」と誰でも一度は悩むのではないでしょうか。特に赴任したばかりの保育士や新人保育士は、1年間の見通しを立てるのがとても難しいことでしょう。そんな時、保育ICTシステムの月案・日案作成が役に立ちます。

文例テンプレートは「ねらい」や「こどもの様子」にそのまま入力したり、資料として活用したりできます。毎月同じになってしまいがちな目標も、テンプレートがあればアイディアの参考になりますよね。文例テンプレートは、年齢別・月別に区分けされているため、自分のクラスに合う文例の参照も瞬時に行えます。

日誌や発達記録との連携も可能

ICTシステムで作った指導案は、日々の日誌や発達経過記録とも連携できるため、日誌で気づいたことを月案・日案に反映することができます。その結果、より一貫性がある指導案の作成が行え、計画から実行まで連続的に業務にあたることが可能です。

指導案作成に役立つシステムには、1000種類以上の文例テンプレートを用意している『CoDMON(コドモン)』や、素案の自動作成機能がある『Child Care System(チャイルド ケア システム)』、保育所保育指針の内容が登録されている『はぐぐむ教育』『桜システム』などがあります。

システム上でコミュニケーションがとれる

指導案の提出時は、上司の承認が必要な園もあるでしょう。保育ICTシステムの中には、『CoDMON(コドモン)』のように、申請と承認の機能がついているものもあり、記入者から主任、園長までの承認フローを構築できます。

システム内でのコミュニケーションは、「お互いの忙しさからコミュニケーションを図れず指導案の承認ができなかった」という問題を解決でき、職員間のコミュニケーションを円滑にしてくれます。

パソコンやタブレットで記入時間短縮!

一般的な紙の指導案計画は、何度も同じことを書く必要があったり、修正時に手間がかかることが非常に多いです。保育システムでの指導案作成にはパソコンやタブレットを用いるため、複製したいときには、コピー&ペーストで対応できます。

修正するときには、簡単に消して追記できるため、修正跡が残って見づらくなったり、下書きをしたりする必要がありません。音声入力機能が使えるシステムなら、素早く入力したい場合や、キーボードでの入が苦手な保育士でも、パパッと入力することができます。手書きの文字に自信のない保育士でも、きれいで見やすい指導案が作れます。

「今まで使用していた指導案のデザインに記入し続けたい」という場合には、今まで使っていた帳票のデザインをエクセルでアップロードできるものもあります。新しいデザインに慣れずに困るといった問題もありません。

まとめ

保育ICTシステムをつかえば、月案・日案の作成時間を削減することができます。また、指導案書類がかさばるといった管理の問題や、指導案をどのようにして書いたらいいかわからないといった問題も解決します。

日々の保育業務に加え、指導案作成に時間をかけることは、保育士の負担を増やす原因の1つです。保育士の業務の効率化を図るだけでなく、保育の質の向上にも貢献します。ICTシステムの導入は、保育士に長く働いてもらえる環境づくりにも役立つのではないでしょうか。

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