乳児もストレスを感じてる? 午睡チェックが突然死の原因究明の足がかりに

元気な赤ちゃんが突然死んでしまう乳幼児突然死症候群(SIDS)は、まだ原因が特定されていない病気です。保育施設では異変をすぐに察知するため、お昼寝の時間になると5分おきに午睡チェックを行っています。

医師や保育関連事業者によって構成される一般社団法人 保育安全推進協議会は、突然死の原因特定と再発防止策の構築のため、乳児のバイタルデータの実証実験を実施して研究を進めています。

保育安全推進協議会とは

出典:保育安全推進協議会ホームページより

保育安全推進協議会は、保育施設内で発生した重大事故について、医学的見地からの情報収集や原因解析、さらには再発防止までを行う組織や機能が不十分である事を踏まえて2018年2月に発足しました。事業目標には「保育施設にて発生するSUDI(予期せぬ乳幼児突然死:Sudden Unexpected Infant Death)をゼロにする」ことを掲げています。

乳幼児突然死症候群(SIDS)/予期せぬ乳幼児突然死(SUDI)とは

睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因不明の病気のことを「乳幼児突然死症候群(SIDS)」もしくは「予期せぬ乳幼児突然死(SUDI)」と言います。厚生労働省は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」という呼び方を採用していますが、保育安全推進協議会では「予期せぬ乳幼児突然死(SUDI)」という名称を用いています。

いずれも予兆がないまま乳幼児が死んでしまう病気のことを指し、原因がわからない場合に診断されます。そのため睡眠中の窒息による事故死は含まれません。日本では年間100人を超える乳幼児がこの病気で命を落としています。

病気の特徴

1歳未満、特に4カ月~6カ月の赤ちゃんに発症例が多く、海外でも発症事例が多数報告されています。性別や家庭状況などに大きな差は見られないようです。ただし睡眠中に発症し、うつぶせで寝かされていた赤ちゃんに多いことがわかっています。厚生労働省はこれまでの研究に基づき、SIDSの発症率を下げるために3つの対策を推奨しています。

(1)1歳になるまではあおむけに寝かせること

(2)できるだけ母乳で育てること

(3)タバコをやめること

【出典】厚生労働省:乳幼児突然死症候群(SIDS)について

午睡チェックの補助的な役割として、システムでの午睡チェックを導入している園も出てきています。保育ICTシステムはもちろん、午睡チェックシステムもおまかせ下さい!

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保育安全推進協議会が発表した実証実験の結果

保育安全推進協議会は、保育事業を行うユニファやウェアラブルIoTを手掛けるミツフジ、凸版印刷といった事業者と協力し、乳幼児の心拍数や呼吸数、身体の動きを計測する実験を行っています。

0歳児13人の入園前と入園後のバイタルデータを比較したところ、入園後に保育施設滞在中の心拍数が上昇して緊張状態になり、夜間の寝付きが悪くなる事例があったそうです。同協議会の代表理事で小児科医の小保内 俊雅氏は、「家庭と異なる環境の変化がストレスに関係するのでは」と指摘し、今後も実験を重ねながらSUDIの危険因子抽出につなげるとしています。

<参考>
newswitch:生体データで判明、乳児が保育施設入園後に感じるストレスの可能性

午睡チェックの負担を軽減するため、午睡チェックセンサーやベビーセンサーを導入する園が増えているようです。本サイトでは、午睡チェックセンサーやベビーセンサーをはじめ、保育業務の効率化につながる保育ICTシステム導入の無料相談を承っております。導入に関する疑問や不明点の解決条件にあった最適なシステムのご紹介など行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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各社が午睡チェックセンサーを開発

一方、保育士の午睡チェックの負担を軽減するため、各社がさまざまな機器を開発しています。機器を導入したからといって、従来の午睡チェックがなくなるわけではありません。しかし補助的に利用することで、実務に当たる保育士の負担軽減や保護者の安心感の向上に繋げられるのではないでしょうか。

既に実用化されているシステムの中には、行政と連携して実証実験を行っているものがあります。また国や自治体の補助金対象の商品もあるので、ここでいくつかご紹介します。制度を上手に活用して、安心・安全の保育環境を整えましょう。

hugmo(ハグモー)

ソフトバンクグループが提供する保育ICTシステムhugmo(ハグモー)は『SIDS予防の本質は無呼吸を早期に発見すること』を考えて、国内外の様々なセンサーを入手・検証し開発されました。保育現場での取り扱いのしやすさ衛生面性能面といった観点も含めて比較した結果、最も優れていた日本製の非接触のマット型呼吸センサーを活用しています。

この午睡センサーは大切な園児のお昼寝中の呼吸をリアルにモニターし保育士と一緒に園児の睡眠を見守ります。
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るくみー

「るくみー午睡チェック」は、写真販売サービスるくみーを運営するユニファ株式会社の午睡チェックシステムです。子どもの衣服に取り付けたセンサーがお昼寝中の身体の向きや身体の動きをモニタリングし、うつ伏せになった時にはアラートで知らせてくれます。

医療機器として厚生労働省の指定を受けており、さまざまな実証実験に採用されています。また「保育園における児童の安全対策強化」の補助金制度の対象商品にも指定されています。

<関連記事>
「るくみー午睡チェック」で子どもたちを安全に保育しよう

IBUKI PLUS

出典:IBUKI PLUS公式サイトより

ヘルスケア関連事業を手掛ける株式会社リキッド・デザイン・システムズの「IBUKI PLUS」は、保育園用に開発されたベビーセンサーです。布団やマットレスの下にセンサーを設置し、最大6人までの睡眠中の呼吸をiPadでモニターします。

医療機器ではないため計測データはあくまでも推計ですが、呼吸数の低下を検知するとIBUKI本体とiPadからアラート音を鳴らして保育者に知らせることができます。なおIBUKI PLUSは経済産業省のIT導入補助金の対象です。

Hoimin

出典:Hoimin公式サイトより

「Hoimin(ホイミン)」は保育ICTシステムHoisys(ホイシス)を展開する保育ICT株式会社の睡眠チェックアプリです。マットタイプの午睡用ベビーセンサー  「シエスタBeBe」と連携し、赤ちゃんの身体の向きや寝がえりをモニタリングします。

iPad一台につき6人分のマットと連携でき、記録したデータはExcelファイル形式による抽出が可能です。シエスタBeBeとHoiminを一緒に購入する場合には、厚生労働省の「保育園における児童の安全対策強化」の対象として補助金が受けられます。

まとめ

乳幼児突然死症候群(SIDS)による死亡者数は、寒い時期に増える傾向があるそうです。SIDSで亡くなった赤ちゃんは死亡して時間が経っても体温が高かったり、汗をかいていたりすることが多く、体温調節がうまくできないことが発症の原因ではないかと指摘する医師もいます。医療の専門家でも原因が特定できないからこそ、システムを用いて子どもの危険を回避できる体制を作るのもひとつの手ではないでしょうか。

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