子どもと聴きたい語りつきのクラシック音楽7選

皆さん、クラシック音楽はお好きですか?J-POPに比べると何となく難解そうなイメージで、あまりなじみのない方も多いかもしれません。でも意外と街やTVで流れていて知られている曲や、コミカルで面白い曲もたくさんあります。今回は子どものために作曲された作品を中心に、大人も一緒に楽しめる楽曲をご紹介します。

プロコフィエフ/子供のための交響的物語「ピーターと狼」

ロシアの作曲家プロコフィエフが作曲した音楽物語。ロシアの民話が基になっており、ストーリーも音楽も比較的ポピュラーな作品です。主人公のピーターは弦楽合奏、小鳥はフルート、猫はクラリネットというように、楽器に配役されており、固有の主題が割り当てられています。

フォーレ/組曲「ドリー」

フランスの作曲家フォーレのピアノ連弾のための組曲で、妻の友人の娘エレーヌの誕生日祝いに書かれた曲を中心に編纂されています。ちなみに「ドリー」はエレーヌの愛称です。2曲目にエレーヌの兄”ラウル”、4曲目にラウルの飼い犬”ケティ”の名前がタイトルに含まれていたのですが、出版社の勘違いでタイトルを間違えたまま出版されてしまったという逸話が残っています。タイトルはあまり知られていませんが、1曲目の子守歌は皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

D.B.カバレフスキー/組曲「道化師」

組曲「道化師」はロシアの作曲家カバレフスキーの作品で、児童劇『発明家と道化役者』のための付随音楽の中から10曲を選んで組曲としたものです。2曲目の「ギャロップ」は運動会のBGMとしておなじみですよね。軽快な曲やおどろおどろしい感じの曲など、曲によって表情がコロコロ変わるので、子どもたちも楽しんで聴くことができると思います。

ドビュッシー/子供の領分

フランスの作曲家ドビュッシーが、娘のシュシュのために作曲したピアノ曲です。6曲目の「ゴリウォーグのケークウォーク」は、着付け教室のCM曲に採用されていたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。ピアニストによって演奏に個性が出るので、聴き比べてみるのも面白いと思います。

F.プーランク/小象ババールのお話

フランスのプーランクが作曲したピアノと語り手のための作品で、原作はフランスの作家ブリュノフが発表した絵本です。絵本は人気が高く、シリーズがたくさんあるので、ご存知の方も多いと思います。編成が小さいので、子供向けのコンサートなどにも取り上げられやすい曲です。

B.ブリテン/青少年のための管弦楽入門

イギリスのブリテンが作曲した管弦楽曲で、オーケストラの入門曲として有名です。バロック時代の作曲家パーセルの主題による変奏とフーガになっており、各楽器の個性がわかりやすく表現されています。冒頭のメロディが少々“いかめしい”かもしれませんが、曲が進むにつれて軽快になったり華やかになったり、表情がくるくる変わっていく点が楽しめると思います。

サン=サーンス/動物の謝肉祭

フランスの作曲家サン=サーンスが作曲し、音楽鑑賞教室などで取り上げられることが多い作品です。しかしこれは子どものためではなく、仲間内のパーティーの余興のために作曲されたもので、他の作曲家の楽曲が引用されていたり、「水族館」や「化石」など、少々首をかしげたくなるタイトルの曲が入っていたりします。

ちなみに「ピアニスト」はへたくそな演奏家の風刺。非常に甘美な曲も合間合間に入っており、有名なメロディも多く引用されているので、大人も子どもも気軽に楽しめるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしょう?意外に聞いたことがある曲もあったのではないでしょうか。こういった音楽は聴く以外にもさまざまな活用法があると思います。例えば、カバレフスキーの「道化師」に振りをつけて踊ったり、フォーレの「ドリー」に合わせられそうな絵本とあわせて、読み聞かせのBGMにしてみたり。ぜひ毎日の生活にクラシック音楽を取り入れてみてください。

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